第37話

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2022/03/13 15:28
小太郎
小太郎
うん…ゆっくりね
痛い思いをさせないように、言われた通りゆっくり挿れていった。
清春
清春
挿れるよ…
小太郎
小太郎
っあぁっ!っ…いっ…
小太郎の目に涙が滲んだ。
清春
清春
大丈夫?やめとこか…?
小太郎
小太郎
だいじょうぶっ……
小太郎
小太郎
やめなくていいからぎゅってしてっ…
清春
清春
ん、…
小太郎の背中に手を回して抱きしめた。
清春
清春
ちょっ、こた苦し…
小太郎
小太郎
だって…いたいっ…
小太郎
小太郎
も…全部はいったの…?
清春
清春
ううん……まだ…半分…
小太郎
小太郎
っ…うそでしょ……
清春
清春
今日は全部挿れないでおくから
小太郎
小太郎
やだっ……
清春
清春
…痛そうにしてるから心配なんやって…
小太郎
小太郎
やだ…、絶対やだ
こうなったら小太郎が1歩も引かないのをわかっている。それでも心配だった。
いくら解れたとはいえ、指とは全然違う。
小太郎
小太郎
ねぇっ…いいから
小太郎
小太郎
僕全部受け止めれるから……
清春
清春
明日辛くなるで…
小太郎
小太郎
僕じゃ頼りない…?
清春
清春
っ………
こんな細い身体に挿れたら壊れてしまわないか怖かった。けど、相当痛いはずの小太郎が頑張ってくれている。
意を決して挿れ進めた。
小太郎
小太郎
い''っ…っ…
清春
清春
力抜いて…
小太郎
小太郎
ん…、





数分かけて小太郎の中に全て挿れた。
清春
清春
こた…全部入った……
小太郎
小太郎
ほんと…?
小太郎
小太郎
嬉しい…
涙で潤った目を細めて笑った。
小太郎
小太郎
これで…ちゃんと清春のものになれた…
すごくお腹が苦しくて痛くて泣きそうだった。
清春のモノでお腹の中がいっぱいになっている。けど、清春が気持ちよさそうにしているとそんなことどうでもよかった。
愛されているのを心でも身体でも感じて幸せだった。
清春
清春
動くぞっ……
清春が少し動いた時、腰の辺りがゾクゾクした。
小太郎
小太郎
っあぁっ!!っ…だめっ動かないでっ…
小太郎
小太郎
声っ…出るっ……
清春
清春
頑張って耐えてっ……
小太郎
小太郎
んんっ、あっ…あぁっ…っ
痛みに慣れ、動く度に身体中に電気が走るように反応する。
こんな快感知らない。
小太郎
小太郎
っはっ…あっ、あぁっ!んんっ…
清春
清春
ちょっ、こたっ…声っ……聞こえるっ……
小太郎
小太郎
じゃあ1回っ…止まってっ…
清春
清春
っ…今はむりっ……
小太郎
小太郎
もうっ……
清春
清春
いたっ!!
小太郎が首筋に噛みついてきた。
小太郎
小太郎
痛くても文句いわないでよっ……
清春
清春
あんまそういうことすんなってっ…
より一層強く突き始めた。
小太郎
小太郎
んん''っ…!ふっ…っ…
声を出さないように必死になって首筋を噛んでいるのが堪らなく愛おしい。
小太郎
小太郎
っはっ…だめっ…むりぃっ…!
清春
清春
ん…、俺もっ…
ゴムを付けていないから抜き出そうと腰を引くと、その腰を抑えるように小太郎が足を組んだ。
清春
清春
ちょっ…こたっ…!
小太郎
小太郎
このまま…出してっ……
清春
清春
だめやってっ…!
小太郎
小太郎
早くっ……
清春
清春
やめっ…っ〜〜…!
限界がきて小太郎の中に出してしまった。
小太郎
小太郎
あぁっ…!っ……!!
熱い液体が体内に広がった瞬間、全身が硬直して果てた。
清春
清春
っはぁ…はっ……
小太郎
小太郎
はぁっ……清春の…あっつ……
清春
清春
ほんま腹下すぞ…
小太郎
小太郎
…いいの
清春
清春
ならいいんやけどさ…あっつ…
小太郎
小太郎
めっちゃ汗かいた…
清春
清春
…俺も汗やばいわ
小太郎
小太郎
…お風呂入ろ?
清春
清春
……
清春
清春
俺と?
小太郎
小太郎
僕1回しか言いたくないよ…
清春
清春
ごめんわかった笑
清春
清春
入るか
小太郎
小太郎
ん、
清春の腕に包まれながら湯船に浸かった。

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