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2021/11/22

第10話

ツンデレなライバルとバチバチな件。
クラスメイトの男子①
おい、ケント。誰だよ、その子
クラスメイトの男子②
どこの科の子だ? 可愛いじゃん
(なまえ)
あなた
あ、あの……
久しぶりに登校した……という設定の私は、教室に入るなり、クラスメイトに囲まれていた。
(なまえ)
あなた
(人が多い)
ケント
ケント
あんまり質問攻めしてやるなって
ケント
ケント
あなたは、体が弱くてずっと休んでたんだってさ。今日から臨時で、俺のパートナーになるんだ。皆、よろしくな
クラスメイトの男子①
は? お前、アイリスちゃんがいるだろ
ケント
ケント
だから、臨時だって
クラスメイトの男子②
バカ言ってんじゃねーよ。なんで、いつもお前ばっかり
クラスメイトの男子①
あなたちゃんっていうんだ? ねえ、どうせいつかパートナー解消するケントなんかじゃなく、俺のパートナーにならない? 男子の数多すぎて、ちょうど余ってるんだけど
(なまえ)
あなた
えっ!? いえ、それは……
助け舟を求めたくて、ケントくんに目をやる。
ケント
ケント
それは困るよ
(なまえ)
あなた
(なまえ)
あなた
(分かってくれた)
ケント
ケント
さっき、パートナーの申請出しに行ったばかりだから、取り消しめんどくさい
(なまえ)
あなた
(そういう理由……)
私の妄想設定では、ケントくんはいつでもそばにいてくれて、
「お前は誰にも渡さない」って言ってくれてたのに。
(なまえ)
あなた
(なんて、そんなに上手くいくわけないんだよね……)
(なまえ)
あなた
(当たり前だけど、理想通りにはいかないな)
リリーユ
リリーユ
なにそれ!?
私たちの一連のやり取りを見ていたのか、ひとりの女子生徒が叫びながら割り込んできた。
(なまえ)
あなた
(あっ!)
リリーユ
リリーユ
納得できない!
リリーユ
リリーユ
ケント、リリーユにはいつも、パートナー制度断るくせに!
(なまえ)
あなた
(アイリスのライバル、リリーユだ)
赤い髪の毛をツインテールにしていて、つり目。

背は、クラスでいちばん小さい。
可愛くて、めちゃくちゃモテるのに、ケントくん一筋ひとすじ

アイリスと一緒にいるところを見かけると、いつも邪魔をしていた。
アイリスがヴァンパイアにさらわれてからは、それがますます加速して、
何回ケントくんにフラれても、めげずに毎日くっ付いている。
(なまえ)
あなた
(実物、すっごく可愛い……!)
ケント
ケント
リリーユには、もう別のパートナーがいるだろ。誰だっけ、タナトス?
リリーユ
リリーユ
違う、今はイアンよ
ケント
ケント
また相手変えたのかよ
(なまえ)
あなた
(すごい。ふたりの会話、漫画と同じだ)
リリーユ
リリーユ
リリーユは、ケントがいいの! ケントがパートナーになってくれれば、もう絶対に変えないもん!
リリーユ
リリーユ
いつも、アイリス以外とパートナーになるつもりはないって言ってるのに!
リリーユ
リリーユ
誰よ、この女!
(なまえ)
あなた
(怒りの矛先ほこさきが、私に!?)
ケント
ケント
あなたは、いいんだよ
リリーユ
リリーユ
いいって、何が!?
ケント
ケント
なんていうか、こいつは特別だから
(なまえ)
あなた
えっ!?
(なまえ)
あなた
(今、サラッとすごいことを言ったけど)
(なまえ)
あなた
(特別って、私が?)
ドキドキと、胸が高鳴ってうるさい。
リリーユ
リリーユ
特別って何!? リリーユの方が絶対に可愛いよ!?
グサッと刺さる言葉。
(なまえ)
あなた
(現実世界の姿ならともかく、こっちの私は理想を詰め込んだ姿だから、そこそこ可愛いと思うんだけどなぁ……)
ケント
ケント
あのな、リリーユ、そういうことじゃないんだよ
(なまえ)
あなた
(ど、どういうこと……?)
(なまえ)
あなた
(特別って、私はケントくんにとって……)