第8話

会話【翔太side】
291
2018/02/22 09:43
翔太は自分の部屋に入るとホッと息をついた。
俺は、人と話す事が苦手だ。正直、誰と喋っていても疲れる。
小さい頃からずっと人と話す事は苦手だった。
その時、ケータイが
ピコンッ
となった。
LINEだ。
誰だろう。つかさだろうか。
そう思いながら翔太はLINEを開いた。すると、そこには予想外の相手が表示されていた。





あなた____木村‥‥ですか? 









‥‥えっ?
なんでこいつが俺の連絡先を?
翔太は記憶をさかのぼらせた___
‥‥そーいえば、今日、伊藤に俺の連絡先教えた気がする‥‥

そして最後に伊藤がなにか言ってたような‥‥


____



「これ、あなたに渡すけどいいよね?」


____


言ってた。確かに言ってた。
全然聞いてなかったな‥‥
とりあえずLINEを返そう。


そう思うと、翔太は
ケータイに向かい始めた。

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