第5話

迷い
341
2018/01/23 10:31
次の日___
登校すると、いつも学校で一緒にいる咲とはるに初めて恋の話をした。
はるは、小学生のころから仲がいい友達だ。あなたと咲とはるは、学校でもよく一緒にいるいわゆるいつメンっていうやつだ。
咲とはるは真剣に聞いてくれた。
こうなるなら最初から相談しとけば良かったのかも‥‥そう思えた。
はる
はる
んで?あなたは木村とどーなりたいの?
あなた

えっ‥‥そりゃあまあ、出来ればか‥‥彼女になりたいよ‥‥?(小声)

はる
はる
声ちっちゃ。
咲
まあまあ。
はる
はる
じゃあさー、クリスマスも近い事だし、一緒にどこか遊びに行ったら?
あなた

2人で!?!?

咲
出来れば2人で行ってほしいけどさすがにまだ無理かな
あなた

そりゃ無理だよー(泣)

はる
はる
じゃあ、あと男女1人ずつぐらい誘って、普通にグループで遊びに行くみたいな感じにしてみたら?
咲
あっ。それいいね!!!
はる
はる
咲、クリスマスひま?ついていってあげてくれない?私、クリスマス別の用事入ってて‥‥
咲
りょーかい。いいよー
はる
はる
じゃあ決まりだね。あなた、木村誘ってきな。
あなた

ちょちょちょちょ!!

あなた

待って待って!!

あなた

まずね、木村が来るか分かんないじゃん?それにまだあなた、行くって言ってないし!

はる
はる
え?じゃあ行かないの?
咲
行かないの?
はると咲があなたに迫ってくる。
あなた

いや‥‥行くけど‥‥(小声)

咲
ほら、行くんじゃん
はる
はる
(苦笑)
あなた

で、でも!!直接言うのは無理!だけど、LINEも繋がってないし‥‥

はる
はる
ハイハイ。じゃあ繋げればいいでしょ。
はる
はる
ちょっと待ってて。
そう言ってはるは、教室のすみで友達のつかさと喋っている翔太のもとへ駆け寄った___

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