第14話

193
2021/08/19 16:39
(↑漢数字見づらいので表記変えました!
内容は前回の続きからです〜!)







純喜side
午後11:00すぎ。


カチカチ、と秒針を進める時計を見つめ、そろそろ寝ようか、と思っていた。






バタン、と隣の玄関の扉が閉まる音。





微かな足音に気を取られ、また直ぐに自室の時計の音が耳に入る。

河野純喜
隣の人いっつも遅いなぁ〜



少し前まで空室だった隣は、春からまた新たな住人を迎えたようだった。




新社会人だろうか?



河野純喜
いつもお疲れ様です。


形式的にそう呟き、眠りにつく。
明日も朝から仕事だ。

プリ小説オーディオドラマ