いじめられている私を助けてくれたのはあの人だった＿＿

眠りの姫症候群とは、"一度眠ると、運命の相手にキスされない限り治らない病。" 天然の青いバラからしか抽出できない『ブラウトレーネ』(ドイツ語で青い涙)と呼ばれる液体を投与されることで一時的な覚醒は可能だが、一定期間が過ぎると再び眠ってしまう。 なぜか女性にしか感染しない。五千万人に一人の確率で感染し、発症する。 初期症状は眩暈(めまい)、不眠症(ふみんしょう)などから始まり、症状が悪化すると今度は逆に睡眠時間が長くなっていく。 末期になるにつれ、"睡眠からの覚醒が困難"になり、日常生活にも影響が出てくる。 こんな病に感染した紅一点を何とか救おうと滝沢秀明が動き出す＿＿＿＿＿＿＿

初めまして。ラエル・ライクロムです。 この度、自分の存在価値を無くしました。 ──・・・ 『ライクロム家』の跡継ぎで医学の知識だけが豊富なラエル。 順風満帆な生活を送っていたはずだったのに… 人生という長い道のりの天気模様が いつ変化するかは、誰にも分からない。 そして、変えることもできない。 守るべき大切なものができた時……… 人は我を忘れるという。 ────────── ⚠︎WARNING⚠︎ ※自己満な小説です。 ※主が勝手に作ったオリジナルキャラクターが出てきます。 ※ケイト元寮長説を元に書いたお話です。 ※ネタバレ、キャラ崩壊、多数あるかもしれません。 ※優しく暖かい目で読んでいただけると幸いです。 上記の事が不快や苦手だと思う方は 閲覧を控えることをおすすめします。 騙されたと思って読んでみてください！