第28話

過去編 4
4,317
2021/08/04 11:44
五条aide
コンコン
五条悟
五条悟
あなたのニックネーム
起きてー
朝ですよー
返事がない
体調でも悪いのかな?
五条悟
五条悟
あなたのニックネーム、入るよ?
【扉を開けて部屋に入る】
…あれ?
部屋には、誰もいなかった
ベッドの中にも収納部屋にもいなかった
あなたの部屋には白い封筒に入った手紙がおいてあって
中にはあなたの字で
「ごめんなさい
もう一緒にはいられません」

と書いてあって
出ていったと直感的に感じられた
直ぐに伊地知や顔見知りの術師に写真を見せたりして聞いた
でも、変装しているのか1週間経ってもあなたは見つからなかった
でもある日
モブ
モブ
あの、五条さん
この前任務から帰るときに傷だらけの女の子がいて、
五条さんが探している子とその子、身長とか年齢とか大体同じ位だったんですよn…
五条悟
五条悟
どこ!
おい!
どこで見た!
モブ
モブ
えっと…
僕は直ぐに彼女を見たと言う所に行った
そこには小さな小屋があって、入るとたくさんのノートがあった
1つ手にとって1ページ目を開くと
「理解して」
「信じて」
「術師はもう嫌だ」
「高専のみんなと違う世界線で出会いたかった」
など、ぎっしりと書いてあって
ここにいるんだと確信できた
その後も探し続けて一週間が経ったある日、あなたに近づく事ができた
あなたの姿を一瞬だけ見ることが出来た。
もともと細かったけど更に痩せ細っていて髪は短く、ずっと逃げていたからか傷だらけだった
それでも逃げられてしまって
五条悟
五条悟
あなたのニックネームー!あなたのニックネームー!
どこっ
戻って来て!
僕が守るからっ
思わず大きい声を出した

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