ラナです。
今、この国やこの家に関する本をすべて読み終わったところ。
大分わかってきた。
まず驚いたことが、今は運命の魔女が生きていた時代から1000年たっていたこと。
そりゃあ、私の中の常識が通じないわけだ。
1000年もたっていたら変わらないものよりも変わったものの方が多いのだから。
そして二つ目。
この国がこの世界においての、三大大国の一国だったこと。
私、そんなすごい国に生まれたんだ。
三つ目。
父の兄弟が不審な死にかたをしていること。。
これは、闇が深そうだな………
まぁ、驚いたことと言えば、こんなところでしょうか。
他にもわかったことは、リハイント家は伯爵家だったということ。
つまり私は伯爵令嬢というわけです。
それに、やっぱり両親は政略結婚。
まぁ、最初にお父様が「離縁」と口にした時点で気づいてはいたんだけど。
お父様、あの様子だと愛人とかつくってそう…
多分夫婦の仲は修復不可能。
ひどい状態。
知りたかった情報はこれくらいかな。
それにしても、骨がおれる仕事だった。
絵本を読んでいる振りをしながらその間に本を挟んで読んでいたので、読みづらかったし。
び、びっくりした………
ミシア、何者ですか?!
今、気配が全くしなかったんですけど?!
あ、ミシアが笑った………
口元だけでわかる、絶対かわいい。
絶対かわいいのに……前髪で隠してしまうなんてもったいない!
私の中で何か変なスイッチが入ってしまった。
もう、止まれないです。
ミシアは戸惑っているようですが、関係ない!
絶対にミシアをかわいくするまでやめませんよ~!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。