さて、みなさん。
さっきの衝撃的な出会いですっかり忘れてましたが、私は………………………
図書室に行くはずだった!
ということで今から行きます。
図書室に行って何をするのか。
そりゃあ、もちろん、情報を集めるためですよ。
生まれてから3年。
私の中の常識があまり通じないことがわかった。
ということで絵本を読んでいる振りをしつつ、家系図やらなんやらで勉強します。
ギィィィィィ
相当古いんでしょうね。
めっちゃ音鳴りましたよ、この扉。
さて、さっそく本を――――――――――――
………またか。
今日はやけにはじめての人と会いますね………
それだけ私の世界は狭かったんだな。
図書館の管理人!
これは仲良くしておいて損はない!
ビックリした顔してますね。
3歳児がこんなしっかりしてたらまぁ驚くか。
それにしても、前髪が長くて顔が見えない…………
なるほど、大体の場所は把握しました。
あとは本を読むだけっ!
いい知り合いができたな~
さて、ここからは情報収集の時間です!
前世は本の虫でもあった私にかかれば、ここの本を全部読むなんて簡単なこと………なはず!
とりあえず必要そうな情報は片っ端から調べるぞ~!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。