さとみside
お父さんは
何をどう思って、今まで生きてきたんだろう
くっきりと開く瞳で真っ直ぐ見てきて
「実の子じゃないと思っている」
わけわかんない
受け入れずらい?
実の親のくせに?
りいぬのことをいじめるまで
あいつに何があったんだろう
るぅとのことはどう思ってたんだろうか
たった少ない年月での関わりで...
彼らの何を知ってるんだよ
紫の彼は、お父さんにとっては何。
何も答えることが出来ないこのもどかしさに
心の中に黒いモヤがかかったような
なにかに覆われるような感じがした
「大丈夫」「なんでもない」
この言葉ですら口から出ないくらい
包まれる
口を閉じて
何も言わないで
お願いだから
これ以上何も失いたくないんだよ
だから、
お願い
3人が居ないこの部屋で
薄暗くオレンジ色の光さえ入らないこの部屋で
下を向いてつぶやかれる
今までの関わりはなんだったの
明るい笑顔はもうないの?
嫌われるってどうやって?
そんなに、頼りなかった?
好かれたくなかった?
何がダメ?
もっともっと、頑張れば
こんな結果にならなかった?
お母さんもお父さんも居ないこの家で
過ごしてきた日々は全て夢だって?
何も分かってなかったのは
”俺”なんだろうな
ななにぃの今の気持ちも
ころんが思ってた昔の気持ちも
ジェルの大切な人との関わりも
莉犬の昔のお父さんとのことも
るぅとの幼いながらも思ってることも
誰よりも俺がわかってなかった
﹉ ﹉ ﹉ ﹉ ﹉ ﹉ ﹉ ﹉ ﹉ ﹉ ﹉ ﹉ ﹉ ﹉ ﹉ ﹉ ﹉ ﹉ ﹉
話ごっちゃごちゃぁ〜、
みなさん
コメントありがとうございます☺️
待たせすぎだなって思ったので
かきました!
まぁ案の定下手くs....。
見てくれてありがとうございました(?)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。