第18話

episode。
1,757
2019/02/23 14:21




ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
お、お邪魔します。
ゆー。
ゆー。
はーい。どうぞ。



私達はカラオケから帰り、



話のできる家に来た。



ちょっとグクがおどおどしてるのは気のせいかな。
ゆー。
ゆー。
なんか飲む?
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
えっと、じゃあお茶で。
ゆー。
ゆー。
おけ。
ゆー。
ゆー。
適当に座っていいよ。
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
あ、はい。



どこに座ろうかキョロキョロしてるグクを



少し可愛いと不意に思っていた。
ゆー。
ゆー。
じゃあ本題にうつるけど。
ゆー。
ゆー。
その傷いつ付けられたの?
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
えっと、中学生のときです。
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
どうやって付けられたかは知らないんですけど、
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
目覚めると首に激痛が走って、
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
それで気付いたんです。
ゆー。
ゆー。
私もそうだった。
ゆー。
ゆー。
あの人の狙いは私だけじゃなかった。
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
あの人にとって僕はただの道具でした。
ゆー。
ゆー。
ただのストレス解消のためのね。
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
そうでしたね。
ゆー。
ゆー。
あれからあの人の言葉が頭から離れない。
ゆー。
ゆー。
夢に出てきて、毎日のようにうなされてた。
ゆー。
ゆー。
あんなに辛い思いはしたことないな。
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
それから不眠病になってしまったんです。
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
あの人が出てくるって思うと
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
寝るのがとても怖くて。
ゆー。
ゆー。
辛かったよね。
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
それから、しばらく病院生活で、
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
不眠病は治って
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
学校に行くってなって
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
友達をつくってしまったら
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
またあの人が襲ってくるんじゃないかって思って
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
幸せにはなっていけないと思って
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
また怖くなってしまったんです。
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
だから、あんな態度をとってしまって。
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
申し訳ないと思っています。



その時、グクが一筋の涙を流すから、



私はグクに抱きついてしまった。
ゆー。
ゆー。
辛かったのは私もだよ。
ゆー。
ゆー。
でも、いつまでもあの人を
ゆー。
ゆー。
考えながら過ごすなんて無理だよ。
ゆー。
ゆー。
グク。前を向いてみな。
ゆー。
ゆー。
あの人は今いない。
ゆー。
ゆー。
大丈夫。
ゆー。
ゆー。
私達が付いてる。
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
あ、ありがと、う。
ゆー。
ゆー。
初めてだ。ため。
ちょんじょんぐく。
ちょんじょんぐく。
あなたさん。ありがとう。
ゆー。
ゆー。
いえいえ。



顔を赤めてそういう彼と仲良くなれて




本当によかった。



これで一件落着。




























だと思ってたのに。


























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