第7話

SIX
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2021/08/06 08:26

両親の墓の前で手を合わせて何分経っただろうか


亡くなって今日で11年


なんで両親が殺される必要があったのか未だに分からない



2人が居なくなって私はおかしくなった


夜遊びは当たり前のようにしていて体だって簡単に委ねた


そんな私をみかねたのが”キャサリン”という女だった


彼女とはとあるクラブで出会い仲良くなった


『なんで私になんかに声をかけたの』そう聞くと「昔の私を見ているようだったから」と返した



彼女は過去に殺し屋に両親を集団リンチされたそうだ。当時彼女も私のように夜遊びしては体を売り現実逃避をしていたらしい


そんな時助けてくれた人がいたらしくそれが殺し屋だった。そこでハニートラップや体術、銃の扱い方を教えてもらい両親を殺した奴に復讐をしたそうだ


「I'll help you.」


そう言って私の手を引いてくれたキャサリン


そんな強くてカッコイイ彼女になりたくて、”あの人”との約束を守りたくて、両親を殺した人が憎くて憎くて復讐心に駆られて私は変わることを決心した


当時高校2年生だった私は学校を辞めキャサリンから沢山のことを学んだ


10年後の2017年。私はやっと両親が殺したやつらへの復讐を決行することができた


その日が私が初めて人を殺めた日



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2018年1月1日


私は日本に帰国した


恩師のキャサリンは今はもう殺し屋からは足を洗い穏やかに過ごしている


私が日本に来たのは12年前誓った彼との約束を果たすためだった。







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みなさん知らないであろうキャサリンはオリキャラです。


〇キャサリン

〇殺し屋

〇ハニートラップが得意

〇2007年☞27歳 2018年☞38歳



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