ミュージックバンク中
まさか元カノが
司会だとは、、、、
気まずすぎでしょ、、、
順調に番組が進んでいき
残すところはTWICEとIZ*ONEと僕だけになった
IZ*ONEのステージを見ていて
僕は、、、、
すっごく綺麗だな、、、、
なんて思ったけどその後の
TWICEの舞台も引けを取らないくらい
綺麗だろうなと思った。
舞台袖からTWICEのみんなの
歌声が聞こえてきた。
やっぱりこれが
韓国を代表するヨジャグルか、、、
なんて呑気なことを思ってた。
もう
社長からも言われてるとうり
変に仲良くできないし
もしその事でファンにミナオンニが叩かれたりしたら
きっと僕は
一生後悔するだろう。
だからもう、、これで見るのは最後にしよう。
最後にしっかり目に焼き付けて。
ミナオンニの輝く横顔を脳裏にやきつけて
シャッターはここじゃあきれないけど
心のシャッターをきろう。
あんなに綺麗で、優しくて、
完璧なミナオンニは相当モテる。
きっとすぐ彼氏でもできて結婚して幸せな家庭を築くんだろう
その時、、僕は笑っていられるかな、、
TWICEの音楽が終わってハッとした
見惚れすぎたな、、、
舞台袖から髪の毛とかの
最終チェックをし
舞台に上がろうとした、、、
そしたら
ちょうどステージが終わって帰ってくる
TWICEのみんなと鉢合わせしちゃうわけで、、、
周りのADさんとかの目もあるし
無視するわけにもいかず
と
軽く流してさっさとステージに上がろうと思った
でも僕の腕は誰かに掴まれていた
ほんとのことなんて言えるわけない
そんな嘘をついて、、、
これ以上ミナオンニを好きになったら
きっと我慢ができなくなるから、、
サナオンニの横で不安そうにこちらを見ている
大好きな人に
僕は全力で嫌われることにした。
ミナオンニから嫌いなんて言われたら
きっと僕は諦められるだろう。
ああ、、
サナオンニの横でたっている
ミナオンニの目には
涙が溜まっていて、、、、
''ごめんなさいミナオンニ''
でも
許してください。
なんて思いながら
僕はその場を、抜け
ステージへと上がった
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。