✄-------------------‐-------------------‐-------------------‐-------------------‐-------------------‐✄
さとみくんside
✄-------------------‐-------------------‐-------------------‐-------------------‐-------------------‐✄
今はみんなでご飯を食べ終わってあなたとどっちが皿を洗うか揉めている最中だ
あなたにはいつも洗い物やってもらってるし何よりあなたの手を荒らしたくない。
いつもは忙しくて出来ないけど今日くらいは俺がやる。
なんて言ったらあなたは納得してくれるだろうか。
最後ゴリ押しになっちまったけど良かった
そう返事を貰うと皿を洗い出した
ツルッ
そんな事を思っているとあなたが皿を落とした。
気をつけろって言ったのに......。
足に落ちてしまいそうだったので俺はとっさに皿を拾った。
そんな事を言ってると俺はある事に気づいた。
今の体制がかなりやばいことを.....。
今にでも襲いたい。可愛い。
そんな欲求が次々に出てきた。
その声を聞いた後俺はあなたに言葉を返せなかった。
話していたら理性がおかしくなってしまいそうだったから。
俺はその時そんな会話しか出来なかった。
近ずいた時に髪からふわっといい匂いがした。
あなたの匂い。俺の大好きな匂い。
あれ以上あの体制でいたらすぐに押し倒してしまいそうだった。
あなたが可愛い。あなたを抱きしめたい。あなたとキスしたい。あなたをいじめたい。
そんな想いは俺の心の中だけの秘密。
ただの俺の片思い。
頭の整理をしてから俺も部屋に戻った。
✄-------------------‐-------------------‐------------------‐-------------------‐-------------------‐✄
次回に続きます
✄-------------------‐-------------------‐------------------‐-------------------‐-------------------‐✄
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!