君の隣にいれる時間あと…██日
はぁ…今日も病院か…
そう思いながら重たい足を運んだ。
いつもの病院だ…
あなたは家で寝てるから…
そう思って黙って出てきたんだけど…
さすがに来ないよな…
X線検査室に行き、検査をしてもらった。
…でも、いつもと先生の表情が硬かった。
この空気が嫌だから、俺は口を開いた。
想像もしてなかった…
死に近づいてるってことなのかな…
どうしよう…
それから、2時間後に
君が来てくれた…
あなたも覚悟してくれたのかな…
“死なないで”
の1文字も言わなかったな…
でも、これでいいのかな…
あなた…いつまでも愛してるよ…
でも、俺がいなくなったら…
他の人と幸せになってね…
いきなりだったから…
自分の気持ちに
整理がつかなかったのかな…
|・ω・)ノ[終]|・ω・)ノ[終]|・ω・)ノ[終]|・ω・)ノ[終]|・ω・)ノ[終]
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。