あれから(告白事件)2ヶ月
何事も無かったのでもう大丈夫だろうと、
1人で行動出来るようになりました
でも油断しちゃ行けなかった........
友達といろんな所に行って楽しんで帰っている時
今1人で帰っているけど、後ろから足音がする
振り向いてみるけど、誰もいない
しかももう周りは暗いからよけいに怖い
少し歩くスピードを早めると後ろの足音も速くなる
誰?
これって走った方がいいの?
でも走っても追いつかれたらよけいに危ない?
どうしたらいいの?
家まで後少し........
あそこの電柱過ぎたら一気に走って家に入れば大丈夫........
後は一直線........
大丈夫……落ち着け自分………
後少s........
え?
後ろの足音が速くなった........?
ヤバいこのままじゃ追いつかれる!?
私も走らないと!
後少し........
お願い!
間に合って!
ガチャ
バタンッ!!
ギリギリ間に合った........
お兄ちゃん達の顔を見ると、すごく安心して一気に涙が出た
私を落ち着かせるために蓮が優しく抱きしめてくれた
そしたらいつの間にか眠ってたみたいで........
目が覚めると周りにはお兄ちゃん達がいた
また、涙が少し出てきてまた抱きしめてくれた
私が落ち着くまで........
お兄ちゃん達に迷惑はかけたくない........
でもこの前、迷惑をかけろって言われた........
あれがお兄ちゃん達の本音かは分からないけど、頼ってもいいかな?
少し過呼吸になりながらも、さっきのことを全部話した........
お兄ちゃん達
私のために本当にありがとう
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。