ヴェッゴホゴホッ
本当に気持ち悪くて、
トイレで吐いてしまっていた。
話すことも無くて沢山飲んじゃった…
ううっ…気持ち悪い…
店長に気持ち悪いので帰りますと
メールで伝えて荷物を持ってきてもらうことにした。
入口のベンチで待ってたら、
急いで持ってきてくれた。
店長「ごめんね、気をつけて帰って」
そう言い残してまた合コンへ向かった。
よし、帰ろう。
立ち上がろうとした瞬間、
立ちくらみで倒れそうになった。
??「大丈夫?」
誰かに支えられたみたい。
なんか懐かしい。
まるであの時みたいで…
??「あなたちゃん?あ!やっぱそーだ!偶然だな!!」
あれ?なんであたしの名前?
それに、この声って…
そう言おうとしたけど、
力が尽きてしまい倒れてしまった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!