『付き合い始めてから』
トミー「あなた!ここ!」
そう言って自分の前に来いと言う。
みんなとゲームしたり、
なにかしてる時いつもこれ。
あたしがトミーの前に座って、
後ろから抱きついてる格好。
あなた「ねーねー」
トミー「なにー?」
あたしの肩に両腕を置いて、
キイチくんとゲームしている。
あたしは漫画を読みながら聞く。
あなた「なんで毎回この体制?」
トミー「…やだ?」
うわっ…耳元反則……
あなた「いや…じゃないけど……///」
トミー「うわ、耳真っ赤」
もー!!聞くんじゃなかった!!
あたしは持ってる漫画に集中する。
トミー「……」
なんか言った気かするけど、
照れを隠したくて必死で聞いてなかった。
end..*
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。