無料ケータイ小説ならプリ小説 byGMO

第12話

顔見知りな人.6
あなた「いや、えっと…それは」


トミー「話したくないことだった?」



富永さんの顔があたしの顔を覗く。


っ!



咄嗟に目を逸らし、はいってだけ言った。




トミー「そっか…あったかい飲みもん入れるわ」



そう言って部屋から出ていった。



会ったのは2回目で、
ただ親切にしてくれてるだけ。


だめだ…これ以上迷惑かけらんない。



あたしは自分の荷物を持ち、
家から出ようとした。





トミー「あなたちゃん、帰んの?」



振り向くと富永さんが、
可愛いマグカップを2つもってた。


あなた「はいっ…お邪魔しました」




ドアに手をかけようとした時





トミー「ねえ!!」


呼び止められた。



トミー「寝てる時、うなされてた。なんてうなされてたと思う?……助けてって。ずっと、泣きながら助けてって、お前、そう言ってたんぞ。俺、そーゆうの見てらんねーんだけど」



助けてなんて…


あなた「そんなこと……」


トミー「俺は聞いた。はっきり、助けてって言ってた。2回しか会ってない、ただの顔見知りな人かもだけどさ、こうして会ったのも何かの縁だろ?助けてやっから。もっかい助け求めろよ。」




この人は、なんなんだろう。

ズカズカあたしの中に入ってきて、

勝手なことばっか言って、




助けてやるなんて

こんな、知らない人に…




トミー「なあ、冷めんだけど。飲みもん。」





また振り返ると、
マグカップには湯気がなかった。



トミー「こっち向いた!にししっ!そんな面すんなよ、ほら、さみーからみんなのとこ行くぞ」




あたしは目から出るものが
しょっぱいんだって、

初めて知った。


シェア&お気に入りしよう!

この作品をお気に入りに追加して、更新通知を受け取ろう!

夢亜ん。
夢亜ん。
23sai.girl.♀ lovely one...⁂ ♡licenses ♡hikaru ♡mizutamari bondo ♡fischer’s ♡sky piece ♡boys love ♡dream novel We will deliver a wonderful “dream” full of happiness to everyone. (皆様に、幸せ溢れる素敵な”夢”をお届け致します。) Please have a look at lots of good “dreams” . (是非沢山の良い”夢”を、ご覧下さい。)
恋愛の作品もっと見る
公式作品もっと見る