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第12話

修学旅行③~きっかけ~
光輝
なぁ、さっきずっと静かだったけど、

宮原と仲悪いの?
……⁉そんなことないけど。
光輝
ないけど?
ただ、ずっと俯いてるから、

何話したらいいか分からなくなった。
こいつ見た目によらず鈍いのか?
光輝
あぁ、そういう………

ぶっちゃけ琉は好きなの?

宮原のこと。
!?それは友情の?
光輝
恋愛感情の方?
………好きだよ。

1年の時から。
あぁ、やっぱり
光輝
へぇ、
何?
光輝
いや、見た目はクールなイケメンなのに

中身は"男の子"何だな。
何それ。俺はそんなイケメンじゃないけど。
そこも無自覚なのか…
光輝
そうか?
そうだよ、光輝の方がイケメンなんじゃない?
光輝
それ本気?
本気。
光輝
初めて言われた。
光輝が聞いてないだけだと思うけど?
光輝
それはこっちのセリフだよw
クスッ
光輝
宮原って、男女両方に人気なんだな。
優しいし、頭もいいからね。まさに、容姿端麗ってやつ?

周りは、笑顔が自然で話しやすいとか…
光輝
へぇ、でもその言い方だと琉は笑顔が自然だとは思わないんだ?
まぁね、特に最近は。
そういう所は敏感なんだな。
光輝
よく見てんだな。
中学から一緒だからね。

でも、あまり話してないよ3年間もチャンスあって

今年も同じクラスになれたのに。

数えるほどしか。
光輝
数えるほどしか話してないのに好きになったのか?

一目惚れ?
一目惚れ、なのかな?

俺が中学にあがってすぐ父親を亡くした時、桜の木を見てたんだ。

その時、自分では無自覚だったみたいなんだけど、

宮原が、「そんな悲しい顔してるとキレイな顔が台無しですよ。」

って、笑顔で声をかけてくれたんだ。

それがきっかけ。
あなたらしいな。

人に光を灯していくのが得意なのだろうか。
光輝
宮原らしいな。
そうだね。
✾続く✾