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第3話

ふうちゃん。.:*☆
琉がいなくなってずっと、琉のことしか考えていない。

後悔が多すぎて。

それを思い出す度涙がでてくる。
あなた

過去に戻りたい。 もう一度やり直したい。

そうつぶやいた時。
??
一度だけなら戻してあげられるよ?
あなた

え?

??
過去に戻りたいんでしょ?
あなた

戻りたい。もう一度琉に会いたい!!

??
一度しか戻してあげられないけど、

戻してあげる。
そう言って、ふわっと私の前に現れたのは。
あなた

あなた………

ふぅちゃん?

ふうちゃん
覚えててくれたんだ!

久しぶりだね!
そう言ってニコッと笑った。
あなた

幽霊だったの?

ふうちゃん
そうだよ!

あの時のあなたちゃん今より霊感強かったからね。

霊に見えないくらいはっきり見えてたんだね。
あなた

でも、今足が…

足が透けてる。
ふうちゃん
本来はこれが普通。
あなた

……

あっ!本題!!過去に戻せるってどういうこと?

ふうちゃん
私達霊は本来は成仏しなきゃいけない。

けど、自分では成仏できない霊っているでしょ?
あなた

うん

ふうちゃん
だから、神様が一つ提案したの。

本当に信頼、その人の為に何かしてあげたいって

思った人の願いを叶えて、それ最低1年見守って何もなければ、

成仏できる。って。
あなた

それで私?

ふうちゃん
うん!そうだよ!

私は霊になったことに気付いてなかった時。

誰に話しかけてもスルーされて、

仲良かった友達や家族まで。

もう、家に行くのが嫌だった。

そう思って1人で砂場にいた時あなたちゃんが声を掛けてくれたの。

今まで誰も気づいてくれなかったのに。

嬉しかったの。

それから1週間毎日来てくれて本当に楽しかった。
あなた

でも、次の日、いなかった。

探したんだよ!?いつも居たのにいなくて。

ふうちゃん
見てたよ。
あなた

え………

ふうちゃん
一生懸命探してくれてたの。

でもね、気付いたの。

最後に遊んだ日の夜家に帰ってみたら

奥の部屋に私の仏壇があって、私のお母さんがずっと眺めていたの。

その時、私死んじゃったんだって思って。

会いに行けなかった。

ごめんね。
あなた

そんな…

気付いたら涙を流していた。



そう、ある日私は公園に行った。

その時、砂場にぽつんと1人の女の子がいた。

後ろ姿だったけど、すごい手入れされてるようなキレイな髪だった。

思わず声を掛けたらとても嬉しそうに微笑んでくれた。

その日のことは今でもよく覚えてる。
ふうちゃん
だから、その日の恩返しの為に来たの!
あなた

でも、そしたら…

ふうちゃん
少なくとも、1年は成仏できないし。
あなた

……

ふうちゃん
琉君に会いたいんでしょ?
あなた

………!!

ふうちゃん
本来いなくなった人の運命を変えるのは難しいけど、

あの事故は絶対決まった事故じゃない。

琉君が友達といれば平気だったはずなの。

だから変えられる!
あなた

本当に戻れるの?

ふうちゃん
うん!
あなた

中学3の最初の頃だから1年前に戻して!

ふうちゃん
了解!
その瞬間体がふわっと浮いた。


と思ったら、天井に星空が広がった。
あなた

え!?

ふうちゃん
行こう1年前に!
そう言って、私の手を引っ張って星空の中に入って行った。










✾続く✾