第15話

14~新鮮な学校~
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2019/05/25 02:36
チュンチュンと小鳥の鳴き声が聞こえる。







日光がまぶしい。








パチッ






もう朝か。
今日は約束の日。
結局あれから数分後にはぐっすり寝ちゃって昨日のドキドキはなんだったのだろう?と思う。
楓
(んー。でもまだ少し眠たい。)
それもそのはず
いつもは目覚まし時計の針が6時を向いているのに今日は5時を向いていた。
お母さん
今日は早いわねぇー
楓
なんか自然に起きちゃって
お母さん
珍しいわね。悩みごと?
楓
ううん。大丈夫。
早めに出るね。
お母さん
そう!ならよかったわ
悩みごとではないけど……
今日は気分転換に早く学校行こーかな。
楓
制服よし。
髪よし。
ガチャ
楓
行ってきまーす
なんだか今日は不思議と気分がいい。
放課後楽しみなせいかな?
浮かれてる自分がいる。
でもこんなときは冷静にならなきゃ。
悪いことや、びっくりすること、いろいろなことが起きてしまうから。
って思ってるんだけどやっぱり浮かれてしまう
楓
(もう、ついた!
なんか早く感じたなー)
この時間学校に行くことはほとんどなくて人がほとんどいない学校はどこか新鮮だった。
楓
(一番乗り~)
そう思いながら教室へ向かった。
教室の前まで行くと中から音がした。
雑巾でなにかをふくような音が。
先越された~とかなんとか思いながら私はドアを開けた。







ガラガラ…

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