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第1話

プロローグ
大学生の石川side
俺には消してしまいたいくらい嫌な思い出がある。


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俺は部屋を掃除するなりある一枚の写真を見つけた。

ピントがあっていなくてブレている。

でもそこにうつってる女の子の笑顔は

なんとも言えないくらい素敵だった。

この笑顔を逃せなくてシャッターを切った。

佐藤弥生、

この写真にうつってる女の子の名前だ。

俺とは対照的で明るく優しいやつだった。

そして俺に生きる意味を

教えてくれた女の子でもあった。
石川翔
あぁ、消してしまいたい。
俺はこの思い出を嫌った。

なんとも美しすぎる思い出だろうか。

だからこそ嫌だった。

今の俺とはかけ離れてる現実味のない思い出。


佐藤弥生。

君のことは絶対に忘れないよ。

何もかも見透かすようなその瞳。

その瞳をもう一度だけ見てみたい。
石川翔
あぁ、君にあってまた写真を撮らしてよ。
石川翔
佐藤弥生さん。
石川翔
もうこの世にいない佐藤弥生さん。
__________これは世界一切なく、美しい物語である。