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第2話

出会い
中学2年生になった石川翔。

新しい担任に新しいクラスメイト。

そんな中で一際目を引いたのは

クラスメイトの佐藤弥生だった。

クラスのムードメーカーのような存在である彼女。

俺とは程遠いいなと思うほどだった。

彼女の顔は中の上くらいだった。

だけど他の女子とは違うように見えるのだ。

数週間彼女を観察しようやく気づいたのだが、

彼女の瞳は他の女子とは全く違って見えた。

なんですぐに気づかなかったのかと思うくらい

他の女子、いや他の人とは違った。

何もかも見透かすようなその瞳、

黒々としたその美しい瞳。

ひと目見たら吸い込まれそうなくらいだった。
ーーー転機は突然訪れるものであるーーー
佐藤弥生
ねぇねぇ!石川くん!!
なんの取り柄もない僕に話しかけてきたのは……

あの瞳を持つ彼女だった。
石川翔
(なんで話しかけたんだろ……)
そう疑問に思うもののマニュアル通りのような応答をした。
石川翔
どうしたの?
佐藤弥生
いやぁ、是非とも石川くんにお願いしたいことがあって〜!
佐藤弥生
私の写真を撮ってほしいな!
石川翔
え?
新種の罰ゲームかと思った。

普通罰ゲームと言えば告白とかだと思うが、

クラスのムードメーカーの彼女なら

あり得る発想だ、とも思った。
佐藤弥生
そんなきょとんとした顔しないでよ〜!
佐藤弥生
本気なんだからね??
石川翔
………なんで俺なんかに?
佐藤弥生
え?だって石川くんって写真部でしょ?
石川翔
そうだけど………
佐藤弥生
じゃあ、お願いできる?
石川翔
別に俺じゃなくてもいいんじゃないか?
佐藤弥生
だーめ!石川くんがいいの!
石川翔
(!?!?!?)
すごくびっくりしたものの

これは罰ゲームと自分に言い聞かせていた。
石川翔
君と俺とでは不釣りあいだよ
佐藤弥生
何言ってるのさ!
佐藤弥生
このクラスに写真部は石川くんしかいないんだよ?
石川翔
(………………)
あ〜そういうことね、と理解し

さっきまでの自分を恥んだ。

俺が声をかけられたのは“好き”とかではなく

ただの写真部だからだ。
石川翔
そういうことね。
石川翔
でも俺は君の望むような
綺麗な写真は取れないと思うよ。
佐藤弥生
それでもいいの!!
佐藤弥生
早速今日から撮影開始するぞ〜!!
石川翔
え!?
石川翔
今日からなの!?
佐藤弥生
うん、そうだけど?
彼女はきょとんとしていた。

彼女はこのことに違和感を感じないらしい。

やっぱ普通じゃないな、と思った。
石川翔
分かったよ。
佐藤弥生
え〜!やった〜!ありがと〜!!
俺は当分彼女に付き合わされることになるだろう。


                  [ 出会い ] 続く?