-次の日-
釘崎「あなたさんスッピン…珍しい」
あなた「恥ずかしーからあんまり見ないで…」
真希「さっさと行くぞ」
あなた「ほんっとに…五条先生のあーゆーとこどーにかなんないかな」
真希「もうずっと前からああだろ。治んねぇよ」
あなた「期待するだけ無駄か…」
釘崎「あ、私MSBYの人たち調べたんですよ」
あなた「偉い」
釘崎「人気なのもわからなくはなかったです」
あなた「野薔薇あーゆーのが好みなの?」
釘崎「まさか〜!ないない」
真希「今回の任務内容は?」
あなた「女性に憑依した呪霊の討伐。また試合までの選手の護衛」
釘崎「やっぱり人選ミスりすぎ」
あなた「私が反転術式使えるからってのもあるかもね」
真希「まあせっかくだし、大阪満喫しようぜ」
あなた「だね〜」
-大阪-
あなた「やってきました大阪〜」
釘崎「あれ、先輩いつの間にかフルメイク」
あなた「新幹線のメイクルームでやってきた」
真希「これからどうすんだ?」
あなた「えーっと、MSBYのスタッフさんと合流して拠点地に行く」
釘崎「私スタッフさんの顔知らない…」
真希「私も」
あなた「私も……どーすんのさ…」
「あの…すみません」
あなた「はい?」
「東京都立呪術高等専門学校の皆様でしょうか」
あなた「そうですけど」
「私、MSBYでスタッフをしております、左沢と言います」
あなた「スタッフさんでしたか。あなたの名字あなたです」
釘崎「釘崎野薔薇です」
真希「禪院真希です」
左沢「さっそくなんですが、ご案内しますね。選手の皆さんが練習をされている場所まで車で移動します」
釘崎「大丈夫よね。誘拐とかされないわよね」
あなた「大丈夫だよ。こっちの方が確実に強いでしょ」
真希「呪具も持ってるし大丈夫だろ」
あなた「リラックスしよ〜」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!