-高専-
あなた「久々の高専だ〜」
五条「あ!おかえり〜!」
あなた「ただいま〜」
五条「お土産は?」
あなた「ないよ」
五条「え?」
あなた「寮行こ〜。パンダたちいるかな」
真希「任務入ってなきゃいるだろ」
釘崎「あれ、でも今って普通に授業中じゃないですか?」
あなた「今何時?」
真希「4時過ぎ」
釘崎「じゃあ終わってますね」
五条「お土産…」
あなた「あ、パンダ」
パンダ「おつかれ〜」
あなた「1年もいるじゃん。お土産渡したいから寮行こ〜」
狗巻「昆布」
釘崎「先輩、そういえば私たちお昼食べてないです」
あなた「通りでお腹すいてるわけだ。なんか食べよ」
虎杖「先生なんで真顔で突っ立ってんの?」
伏黒「どうせくだらん理由だろ」
五条「全然くだらなくないもんね!!」
あなた「お土産貰えなかったから拗ねてるんだよ」
伏黒「子供ですか…」
五条「生徒が僕をいじめてくる…」
あなた「なんて哀れな」
真希「ほら寮行くぞ」
あなた「えーっと、棘がメリケンコサンドクッキー、たこ焼きまんじゅう、大阪バナナドーナツとサクラクレパスペン型クッキーね」
棘「ツナマヨ」
あなた「パンダが堅揚げで伏黒がチーズケーキ」
伏黒「ありがとうございます」
パンダ「サンキュ〜」
あなた「虎杖は日向さんのサイン!」
虎杖「アザース!」
五条「僕にはないの…」
伏黒「……チーズケーキ…食べますか」
五条「食べる」
パンダ「チョロいな」
狗巻「シャケ」
あなた「野薔薇が買ったもの見せて〜!」
釘崎「これです!」
あなた「櫛だ。ちょー綺麗!」
釘崎「ですよね!先輩たちの分も買ったんですよ。お揃いです」
あなた「マジ?ありがと〜!」
真希「ありがとな」
あなた「お土産渡したし私寝るわ〜。疲れた」
釘崎「ご飯いいんですか?」
あなた「今日はいーや」
五条「お土産話は〜?」
あなた「真希か野薔薇にでも聞いて。じゃ、おやすみ」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。