五条「今日からあなたには大阪に行ってもらいまーす!」
あなた「……は?」
五条「大阪に」
あなた「大阪…」
五条「任務」
あなた「大阪に…任務……は?」
五条「え?」
あなた「大阪?」
五条「大阪」
あなた「なんで?」
五条「え?」
あなた「え?」
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゚.*✩profile✩*.゚
所属▶東京都立呪術高等専門学校2年
階級▶準1級
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伏黒「説明省きすぎなんですよ」
あなた「ちゃんと説明してよ」
五条「スポーツ選手の護衛だよ」
あなた「わざわざ大阪まで行けって?京都校の人はなにしてんの?」
五条「ほらほら〜、呪術師は万年人手不足って言うじゃない?」
あなた「そーだけどさぁ、スポーツ選手?」
五条「バレーボールの」
あなた「チーム名」
五条「MSBYブラックジャッカル」
あなた「あー……」
釘崎「先輩知ってるの?」
あなた「結構有名。ネットニュースでよく見る」
虎杖「あー!俺この人知ってる!ちっさい頃この人が高校の時の試合見た!」
あなた「へぇ。これって私の単独任務?」
五条「いや、野薔薇と真希と一緒」
あなた「東京校女子全員だ」
五条「そゆこと」
あなた「呪霊の情報あったらちょーだい」
五条「資料読んで」
あなた「えーっと…嫉妬や恨みから発生した呪霊だと思われる。うわぁ…」
釘崎「女絡みかしら……めんどくさそうね」
あなた「当該の呪霊がファンである女性1名に憑依し、同じくファンに危害を加える事件が多発。呪霊の等級は2級」
釘崎「これ女子にやらせる任務じゃないわよ…」
あなた「あの同担さん可愛い……私よりもたくさん貢いでる…古参…ファンサいいな……ずるい…みたいな感じでしょ?多分」
釘崎「巻き込まないで欲しいわ……」
あなた「呪霊が絡んでくるとねぇ…私らが動くしかないんだよ。でもなんで選手の護衛?」
五条「もうすぐ試合あるんだって〜」
あなた「まるで便利屋」
五条「まあ頼むよ。パパっとさ」
あなた「先生がヒュッと行ってパパッて祓えばいーじゃん」
五条「僕最強だから。これでも忙しいんだよ」
あなた「あーそーでしたね。とりあえず準備しときますか…ところでいつから?」
五条「明日」
あなた「え?」
五条「え?」
あなた「急すぎるんだよ!!野薔薇すぐ準備して明日の朝5時に集合ね!真希には連絡しとく!」
釘崎「了解です!」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。