無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第74話

来たで、小瀧。
重岡side
朝、ランニングから帰ってきて
シャワーを浴びた後、携帯を弄ってたら
濵ちゃんからメールが来た。

濵ちゃんからのメールによると
小瀧が俺らに会いたがってると。

濵ちゃんに返事をして、テーブルに携帯を置いた。
テーブル上に置いてある時計を見て
近くのカバンに携帯やらなんやらを詰め込んで
玄関に向かった。



帽子やら色々置いてあるところから
適当に帽子をとって被って
また適当に靴を履く。

最後に忘れ物がないか確認して
車の鍵を取ろうとした時
ふと、車の鍵が置かれてある隣の
物置の棚に置かれてあるものに視線を移した。


そこには7月30日の所に大きく赤ペンで花丸が
記された小さなカレンダーと
初めて京セラドームでやったLIVEの時の
メンバーとの写真と
デビュー5周年を記念にメンバー全員で
食べに行った時の写真が置かれていた。

俺はその2つの写真をカバンに突っ込んだ。
重岡大毅
重岡大毅
俺、なんで花丸つけたんやろうな…。
花丸をつけた時の俺はきっと
小瀧の誕生日やから。って丸をつけたんやと思う。
俺あんまり、
メンバーの誕生日覚えられへん方やから。
忘れないように丸をつけたんやと思う。

当時は。


でも今となっては
小瀧が無事に誕生日を迎えられるようにと
願いを込めて書いたとしか思わん。
現に、小瀧が会いたいって言ってるんやもん。
それってつまり、小瀧は分かってるって
ことやん…?

分かりたくない本人が 分かってるって事やから。
重岡大毅
重岡大毅
…小瀧なら迎えられるよな?
行けるよな?小瀧。
小瀧そのわがままな性格で
何年も生きるよな?
いや、生きてくれな俺ら困るから。

大丈夫、明日は必ず7人で迎えられる。
大丈夫、明日は必ず7人で迎える。
重岡大毅
重岡大毅
待ってろよ?小瀧。
俺はカレンダーを置いて
今度こそ、車の鍵を手に持って外に出た。


















なんかあれやけど
今思えば、小瀧ともっと早く出会っていたかった。

そしたら、いくらでも
遊べたり、アホなことできたんかな…。


あ、またマイナス思考になってもうた。

ここんところ、最近マイナス思考になってまうんよ。

そんな時さ、お前の声聞けるだけで
吹っ飛ばされるんよ。

また
お前のバカでかい「おはよう」聞きたいで?










































最初の方はナビを使わな病院まで
来れやんかったけど
今はもうスイスイと来れるようになった。
ほんまはこんな簡単に来たくないんやけど…
小瀧のためやと思ったら案外いいもんで…

そんなこと思いながら
あっという間に病院に着いた。

車を止めて小走りで病院に入って
慣れたように小瀧の病室に向かう。

今思えば、七夕以来来てへんなぁ。なんて。
そりゃ、小瀧も会いたくなるよな…。






「小瀧望」と名前が書かれた部屋の前に立つ。
いつもやけど緊張している。
今日は特に…。

でも、小瀧の声や顔も早く見たいし
聞きたかったから顔をペチペチと叩いて
ドアをノックした。





小瀧、会いに来たから返事聞かせてや?
「おはよう」って言えよ?
俺も「おはよう」って言うから。
重岡大毅
重岡大毅
来たで、小瀧。
おはよう!