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第71話

短冊に込められた願い
重岡side
今日は七夕。
朝からメンバーから仕事で
淳太が小瀧の病院に行くといい
俺らも一緒に行く。
久しぶりに小瀧の病室にメンバー全員で行く。
勿論、俺自身一人で行くのも久しぶり。
神ちゃんがこの間自分の誕生日に小瀧の
病室に行って誕生日プレゼントを貰ったって
言ってた。

あいつほんまそういう所はしっかりしてるよな。

病院に着けば色々な所に笹が飾ってあり
そこには色とりどりの短冊が飾られていた。
小さな子供から大人まで。
きっと小さな子供はここに入院している子で
大人はきっとその親なんやろうな。

俺らも小瀧の病室に行く前に
色々な階に飾られている短冊を見て回ることに。

…全然バレへん。短冊所ちゃうで?笑笑
でも小さな子供がたくさんいるフロアに
やってきた。
小さな子供やから夢も字も大人よりかは
可愛らしい夢やったり字がいかにも子供らしい。
1つの短冊を手に取って読み出した時
俺の足に小さな女の子が抱き着いてきたので
俺はその子の目が合うように下にしゃがんだ。
重岡大毅
重岡大毅
どないしたん?
女の子
「あ、違った!お兄さんじゃない!」
重岡大毅
重岡大毅
間違えたん?
誰か待ってるん?
女の子
「うん!夢叶うといいねって頭なでなで
してくれたお兄さん待ってるの!」
重岡大毅
重岡大毅
ずっと待ってるん?
女の子
「うん!ずっと待ってる!
だって約束したんだもん!
お願いごと見せてくれるって!」
重岡大毅
重岡大毅
そのお兄さん、来てくれるとええな?
女の子
「うん!お兄さんもあのお兄さんと似てるね!」
重岡大毅
重岡大毅
似てるん?
女の子
「うん!だって変な言葉言ってるもん!
あのお兄さんも変な言葉言ってた!」
変な言葉って関西弁のことか?

関西弁ってことは、小瀧か?
いやでもあいつ、寝てる日が続いてるって
言ってたやん。ありえへんよな。

でも、ちょっと引っかかる。
重岡大毅
重岡大毅
なぁなぁそのお兄さんって
車椅子乗ってた?
女の子
「車椅子?」
重岡大毅
重岡大毅
そう。
あ、わからん?
女の子
「おん、でもね!
タイヤが付いたイスみたいなの乗ってたよ。」
それを車椅子って言うんやでと
心の中で教えてあげ
俺はその子にまだ質問をした。
重岡大毅
重岡大毅
髪の毛の色分かる?
茶色ぽかった?
女の子
「ん〜、」
あ、多分茶色分からん感じやな。

俺は財布を出して
財布の色を指し、この色と教えれば
女の子は目を輝かせうんと大きく頷いた。
女の子
「あとね!そのお兄さん
すっごくかっこよくて後ね!
なんか犬ぽくて可愛かった!」


あぁー、この子は小瀧を待ってるんやな。
この子が言った事が俺の考えを確実にした。

かっこよくて犬っぽくて関西弁。
なかなか居らんやん、そんな人。

でも、小瀧って
ちゃんと約束とか守る性格なんに
なんで来ないんや?
俺の予測やけど、この子はずっと待ってる感じや。
何してるん、小瀧。
まだ悩んでんのか?短冊に何書くか。

まぁでも確かに
小さい女の子相手に何書くか分からんよな。
重岡大毅
重岡大毅
多分そのお兄さん
今めっちゃ考えてるんちゃう?
女の子
「何をー?」
重岡大毅
重岡大毅
ん〜、君の分の願い事も
ちゃんと織姫さまと彦星さまに
どうやったら届くが考えてるんちゃう?
女の子
「そうなの!じゃ、花も考える!」
どうやらこの子は花って言うらしい。

可愛ええ名前やな。花って。
桐山照史
桐山照史
しげ〜?そろそろ行くで〜?
重岡大毅
重岡大毅
おう!今行く!
じゃね。花ちゃん。
女の子
「うん!バイバイ!」
花ちゃんと手を振って
花ちゃんの姿が見えなくなるまで
その道を見守っていた。

花ちゃんが見えなくなったのを確認して
照史達が待っている少し離れた廊下に向かって
小瀧の病室に向かった。











小瀧の病室前に着き
淳太を先頭に中に入っていく
俺の目に飛び込んできたのは
ベットで寝ている小瀧やった。

きっと誰もこの時はまだ気が付かなかったんや。
部屋に置いてある小さな笹に。
メンバーカラーの短冊に。












メンバーが各々と過ごしている時やった。

神山智洋
神山智洋
えっ?
さっきまで黙っていた神ちゃんが
カーテンを閉めるために窓の方に向かった時
突然えっ?と声を漏らした。
重岡大毅
重岡大毅
どないしたん?
神山智洋
神山智洋
のんちゃん…。
のんちゃんもこっそり短冊書いてる。
神ちゃんが部屋の奥に小さく置かれていた笹を
指さし、その周りに俺らも集まった。


メンバーカラーの短冊一つ一つに小瀧の溢れる思いを
俺らは1枚1枚見逃さず手に取っては読んでを
繰り返した。


メンバーカラーの紙に書かれている短冊は
小瀧と小瀧以外のメンバーとの夢が書かれているらしい。
白色の短冊は俺もまだよくわかっていない。


赤色の短冊に書かれていた小瀧の溢れる思い
それは…



「7人で間違っちゃいない歌いたい」
「7人でto you歌いたい」
「しげの隣で東京ドーム立ちたい」
「しげの隣でまた京セラドーム立ちたい」
「しげの隣で野外ライブやりたい」
「しげの隣で5大ドームツアーの景色みたい」
「しげの隣で笑いたい」
「全員でしげの作詞作曲した歌を歌いたい」
「その歌をLIVEで歌いたい。」
「しげの隣で、てっぺん取りたい。」


小瀧の熱い思い、熱い夢、熱い願いが
書かれていた。

俺も全部やりたくて
寝ている小瀧の方を向いて念を送った。
重岡大毅
重岡大毅
“叶えよな。全部。
俺も小瀧の隣でこの夢全部叶えたいで”






届いたか届いてないかは分からんが
遠くから小瀧を見たら
寝ている小瀧はちょっとだけ微笑んでいた。










俺らならできるで。
小瀧ならできるで。
できるやろ?
誰よりも、俺らのこと大好きやん。
俺らも…俺も
小瀧のこと大好きやから
叶えたいで。全部全部。
だから焦らずゆっくり俺ららしく
皆で笑い合える未来を信じて
歩いて行こうや。
今じゃなくても、明日以降の明るい未来に叶えよう。
大丈夫、明日は来る。
大丈夫、大丈夫、何回だってやり直せる。
大丈夫、大丈夫、何回だって声に出せばいい。






そうすればきっと
東京ドームで7人で肩組んで
俺の隣には小瀧が居て2人で笑いあって
間違っちゃいないを歌っている未来が見える。


京セラドームで7人で向き合って
to you歌っている未来が見える。


俺が新たにメンバー全員で歌う用の
曲を1から作って
その曲が出来たら小瀧が鼻歌歌って
気に入ってくれたおかしな未来が見える。


屋根が付いてない眩しいくらいの太陽の下で
俺が大きな声でせーのって言って
その後に小瀧のバカでかい声でええじゃないかー!
って言って盛り上がっている未来が見える。



初めて立つ大きなドームも
この7人で立てていることを誇りに思いながら
一つ一つのLIVEを心に残しながら
きっとその時は俺も柄にもなく泣いているんやろ
なって楽しみな未来が見える。
今も明日も来年もずっとずっとずっと
俺の隣で俺の小ボケでくすっと笑ったり
手を叩いて笑ったり
淳太の面白い的確なツッコミで俺ら2人で
腹を抱えて大笑いしている
普段の俺らの未来が見える。
俺らが目指している未来に辿り着いた時
俺の隣には小瀧や他のメンバーがいる
その夢が早く現実になって欲しいと
早く来いと笑いたいんやと
俺らが目指している未来が見える。





完璧な未来予想図やと思わん?小瀧。

そこには必ず「小瀧望」も入ってるで?

今日までの俺らの日になんて名前を付けようか。

きっと「出会い」やな。

小瀧に出会わなかったら
こんなに夢とか見なかったの思う。
こんなに楽しみな未来を想像してなかったと思う。


ありがとう、俺らに出会ってくれて。
ありがとう、俺の隣で笑ってくれて。

これからもずっと
俺の隣でその笑顔咲かせてな?



















赤色の短冊の空いているペースに
俺も小瀧を思って書いた。


「小瀧と東京ドーム立つ。」
「小瀧と京セラドーム立つ。」
「小瀧と5大ドームやる!」
「小瀧と笑う!笑かす!」
「皆で歌う。笑いながら。」
「野外LIVEで小瀧の
バカでかい声でええじゃないか聞かせて。」
「小瀧と盛り上がれるLIVEを作る。」


「小瀧の隣でてっぺんとる。」





小瀧が起きてこの短冊を見てくれることを信じ
また短冊を笹に飾った。