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第92話

24時間テレビ②
神山side
夜、しげから電話が来た。
しげはしげで色々大変だからきっと相談事かなと
夜ご飯を作りながらしげが来るまで待っていた。
もう少しで晩御飯が出来上がると同時に
家のインターホンが鳴った。
インターホンのカメラを確認すると
マスク姿のしげが映っていた。
鍵を開けて、しげを中に入れると
しげは急に俺に抱き着いてきた。
神山智洋
神山智洋
…しげ?
重岡大毅
重岡大毅
…ごめ。もうちょっと。
しげらしくないと思いつつも
しげはこれだけ何かを抱えていると思った。

あえて聞かない「何があったん?」。
きっとその話をしたくてしげはここに来た。

俺はそのまましげの背中に自分の腕を回した。




重岡大毅
重岡大毅
もう、大丈夫。
しばらくして腕の中からしげのか弱い声が聞こえた。
優しくしげの背中に回していた俺の腕も解き
まだ俺の胸にあるしげの顔を優しく覗き込んだ。
神山智洋
神山智洋
…水飲むか?
重岡大毅
重岡大毅
おん、ごめ。
覗き込んだ顔は目が赤くなっていた。
声もガラガラやったからしげから離れ
キッチンに行きコップ1杯に水を入れ
またしげのところに戻った。

ソファーの上で体育座りをして
その膝に顔を埋めているしげ。

どんなもの抱えてるんよ…。
神山智洋
神山智洋
…しげ?水持ってきたで?
重岡大毅
重岡大毅
あぁ…ありがとう。
足を崩して水を受け取った。
一気に水を流し込むしげ。

早く俺に悩みを打ち明けたいのか
はたまたちょっと時間が欲しいのか…。
重岡大毅
重岡大毅
話…今ええ?
神山智洋
神山智洋
おん…。
水を一気に流し込んだのはきっと…
不安から、プレッシャーから早く
抜け出したかったのかもしれへん。
重岡大毅
重岡大毅
神ちゃんは…
6人で歌うのどう思う?
神山智洋
神山智洋
えっ?
この先の俺らは
誰かがのんちゃんのパートを歌って
誰かがのんちゃんの立ち位置で踊って
そんなのがこの先ずっと続くんやと思う。

そりゃ俺も寂しいし違和感あると思う。

俺らにとってはやっぱり
のんちゃんの存在が大きいから。
神山智洋
神山智洋
寂しいで?そりゃ。
俺らにとっては大きい存在やから。
のんちゃんは。
でもどんなに寂しくても
いずれは…いやもう早くから…もう少しから
「6人」で歌う日が来るかもしれない。

新しいジャニーズWESTが始まるんやと思う。
重岡大毅
重岡大毅
…その新しいジャニーズWESTが
始まる瞬間が24時間テレビだったら
神ちゃんは嫌?
神山智洋
神山智洋
どういうこと?
重岡大毅
重岡大毅
…小瀧の特集の後
ジャニーズWESTに歌って欲しいって
今日言われてん…。
急よな…。って無理に笑いながら
ソファーの背もたれに凭れて大きく座ったしげ。
しげからのんちゃんの特集が24時間テレビであると
聞かされたことがある。
でもその後に俺らが歌うなんて今初めて知った。
この感じやとしげも今日初めて聞いたんやと思う。
そんなんやったらきっとメンバー全員で
聞いた方がええと思う。
神山智洋
神山智洋
…しげ、全員呼ぼ?
俺だけじゃ決められへん。
重岡大毅
重岡大毅
ん。
そう言って俺の携帯でメンバー全員を呼んだ。