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第89話

24時間テレビ
重岡side
24時間テレビリハーサル中。

羽鳥さん「続いては、こちらです。重岡さん。」
重岡大毅
重岡大毅
…はい、僕らの大事なメンバーのことです。
ジャニーズWESTの1人として
そして、病に闘う1人の人間として
僕らは本当に色々な形で
彼に支えられ、勇気をもらいました。
そんな俺らの大事なメンバーの1人
小瀧望は先月…この世を去りました。
多くの人に、彼のこと忘れないで欲しい。
そして、知ってもらいたいと思い
このような場を頂きました。
難病に闘い続けた日々と
僕らと過ごした日々と合わせて
ご覧下さい。
…小瀧?見てるか?
お前の夢、ちょっと違った意味では叶ったぞ。

こんなんなら、叶ったことの1つには入らんか。笑
軽いVTRを見ている時
あぁ、こんなんあったなとか
そんなんあったっけなど
俺自身が忘れかけていた部分や
記憶に残っている輝きのひとつが
また鮮明にまた思い出す。

どんな景色も どんな場面でも
このVTRでも どれも映っているのは
小瀧望がちゃんと俺らの周りで生きていた事と
小瀧望がちゃんと俺らの周りで笑っていた事で…。
VTRが終わりになると同時に
隣にいた北山くんが涙を堪えて耳元でこう言った。

北山 「小瀧は愛されてたな。」
北山くんの方を見ると
涙が溜まっている目はキリッとしていて
心からの本心だということがその目を見れば
すぐにわかった。
重岡大毅
重岡大毅
あいつはほんまに
愛されてました。
メンバーからもファンからも
スタッフからも。
…先輩からもです。
そう言うと俺の右肩が誰かに優しく叩かれた。
誰かを確認するため振り返ると井ノ原くんだった。
重岡大毅
重岡大毅
井ノ原くん…?
井ノ原「北山が泣いているのが物語ってる。
俺もあんまり、ちゃんとは関わったことないけどさ…。スタッフさんからもよく小瀧くんの事聞いてたよ。彼はすごい。素敵な人だって。」
重岡大毅
重岡大毅
えっ?そうなんですか…。
井ノ原「うん。素晴らしいメンバーだね。」
井ノ原くんが俺に聞こえるように言い告げたら
羽鳥さん達の質問に答えていた。

今思えば、井ノ原くんは
素晴らしいメンバーだねと言ってくれた。
「だったね」ではなくて「だね」と。

しょうもないかも知らんけど
その言葉だけでまだ俺らの中には小瀧が居ると思わせるような言葉で凄く嬉しかった。
関わったことがあまりなくても
こうやって先輩方からも褒めてもらった。

よかったな?小瀧。
お前の努力、無駄やなかったで。
もしかしたらこの先ずっと
無駄やないと思うで。
まだ1人であのVTRの余韻に浸ってる中
1人のスタッフさんに声をかけれた。
重岡大毅
重岡大毅
すみません。
ぼーっとしてて。
スタッフ「全然大丈夫です。あの1つ僕らからお願い事があるのですが…。よろしいですか?」
重岡大毅
重岡大毅
何ですか?




















リハーサルも終わって今は家。
あのスタッフさんの言葉が中々消えなかった。
重岡大毅
重岡大毅
はぁ…。
スタッフ
「…歌ってくれませんか?ジャニーズWESTで。」
もし、分かりました。と二つ返事で返したら
そこで初めて新しいジャニーズWESTが始まる。
初めて小瀧が居なくなってからのパフォーマンス。
これから先ずっと6人でのパフォーマンスなのに
何故か最初のステージが24時間テレビだと言うことに
正直…いや、結構やられてる。
他にもあるんちゃうかと悩んでしまう。
6人での再出発に相応しい場所があるんちゃうかと。

頭もパンパンになった俺はメンバーに電話を
することにした。
重岡大毅
重岡大毅
📞もしもし…。
??
📞はいはい?どうしたん?
重岡大毅
重岡大毅
…今から家に行ってもええ?

























神ちゃん…。