第6話

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2021/03/18 12:16
ジ「 おはよーっ 」


『 あ 、ジェシーおはよ 』


ジ「 課題やった ? 」


『 もちろん … どうせ見せてとか言うんでしょ 』


ジ「 酷いなぁー … まぁそうだけど 」


『 なんなのほんと 笑 はい 』


ジ「 いつもありがとっ ! 」


前の帰りのこともあったし気まずくなるかななんて

思ってたら嘘みたいにいつも通りだった 。




『 今日もあべちゃんは人気者だったねー 』


ジ「 気になんの ? 」


『 ううん 、あべちゃんはどちらかというと

癒し ? 』


ジ「 HAHAHAHAHA ! おもしれぇー 」


『 うるさいしそんなに笑うことじゃないでしょ 笑 』


女「 あなたのニックネーム〜目黒先輩 」


『 はーいっ 。 ジェシーまたねっ 』


ジ「 おー 」


『 いつも待たせてごめんなさいっ 。

今日は … あれ 、今日部活ない ?、、 』


急いで開いたスケジュール帳には部活の

予定がなくて私勢いよく目黒先輩を向く 。


目「 あははっ 笑 ごめんごめん 。

ただたまにはゆっくり話したいなって 」


『 それなら先輩もいるじゃないですか 』


目「 あなたちゃんがいーの 」


『 なんですかそれっ 笑 』


松「 あなたせんぱーいっ !

一緒に帰りましょっ 」


『 ごめん 、今日はもう先約が … 』


目「 ごめんね ? 」


松「 … 先輩と帰りたいです 。

3人で帰りましょーよー 」


『 え 、ええー 』


私は困って目黒先輩に目線で助けを求める 。


目「 ごめんね 、二人で話したい事なんだ 」


松「 今日じゃなくてもいいじゃないですかっ 。

一昨日のこと話したいんですよー 」


目「 一昨日 ? 」


『 もー北斗くんまた委員で会うでしょ 。

とりあえず今日は帰れないよ 』


松「 はーい … またねっ先輩 」


目「 すごい後輩だね ? 笑 」


『 そーなんですよね 。でもかわいいんです 』


目「 あなたちゃんはあーゆー子がタイプ ? 」


『 いえ 、どちらかといえば先輩みたいな方が

好きですかね ? 』


目「 え ? 俺みたいな ? 」


『 あ 、先輩を好きとかじゃなくてですねっ ?』


目「 わ 、わかってるよ 笑

… 一昨日あの子となんかあったの ? 」


『 あー一緒に出かけてたんです 。

写真展とか古書堂に行きました 』


目「 あなたちゃん本好きだよね 」


『 はいっ 。 先輩は ? 』


目「 俺あんま読まないんだよねー 。

今度おすすめ教えてよ 」


『 もちろんです ! 』


目「 じゃあここで 」


『 え ? 二人で話したいことって … 』


目「 2人で帰りたくて嘘ついちゃった 。

やだった ? 」


『 あ 、いえっ 。楽しかったです !

それじゃあまた明日 、部活で 』


目「 うん 」


目黒先輩がモテる理由めちゃめちゃ分かる

気がする …。

天然たらしなのかな ?

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