松「 先輩ー 」


『 どうしたの ？ 』


松「 いつになったら付き合ってくれるんですか 」


『 いつになったら諦めてくれるんですか 』


松「 諦めませんよ俺っ 」


『 そういえばなんで好きになってくれたの ？ 』


松「 それは

ジ「 あなた ？ 」


『 ジェシー ？ なんでここにいるの 』


ジ「 いや 、えーっと … 職員室 ！

        職員室にいたんだよ 」


『 ？ そっか 』


ジ「 そっちは ？ 」


『 委員が終わって

松「 俺と帰るとこですよ 」


ジ「 そ 、 そっか 。 じゃあまた明日な 」


『 うん 、ばいばーい 』




松「 先輩 ？ 」


『 んー ？ 』


松「 先輩って鈍感ですか ？ 」


『 いや 、違うと思うけど … ？ 』


松「 さっきの先輩 、あなたさんを

        待ってたんだと思いますよ 」


『 え ？ 』


松「 わっ ！ ！  」


『 北斗くんっ ？ ！ 』


松「 これ俺の好きな人の写真展です ！ 」


『 北斗くん確か写真部だったよね 』


松「 そう ！ えー行きたいなぁ … 」


『 行かないの ？ 』


松「 これ2人からなんですけど 、誘える人

         いなくて … 」


『 んーじゃあ私と行く ？ 』


松「 え 、いいんですか ？ ！

        あ 、いやいやいや申し訳ないです … 」


『 いいよ 笑 こういうの見るの好きだし ！ 』


松「 初デートだ … 」


『 そんな言い方するなら行かないよ ？ 笑 』


松「 いや違うんです ！ 来てください ！ 」


『 わかってるよ 笑 いこういこう 。

     明日でいいかな ？ 』


松「 はいっ ！ 」


『 あ 、じゃあ私からのおねがいいい ？ 』


松「 なんですか ？ 付き合いますか ？ 」


『 違う違う 。カメラ持ってきて欲しいなって 』


松「 え ？ そんなんでいいんですか ？ 」


『 逆にそんな軽く持ってきてくれるの ？ 』


松「 もちろんですよっ ！ 先輩の分と2つ

        持ってきますね ！ 」


『 やったねっ 。 じゃあ私はここで 。

    また明日ね 』


松「 はいっ 」