第3話

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2021/03/15 12:36
『 ごめんね 、遅れちゃって 』


?「 大丈夫です ! 」


『 ま 、松村くん何その目は 』


松「 先輩とできて嬉しいんですよっ 」


『 ちょ 、ここ図書館だからしーっ 』


松「 あっそうですね ! 」


この子は松村北斗くん 。

委員が一緒の一個下の後輩で 、

なぜか私を好いてくれてる … らしい 。

私の前ではこんなふうにわんこなんだけど …


女「 北斗くんっ♡ オススメのほんなんですかー ? 」


松「 自分で探せば ? てか下の名前で呼ばないで

くれない ? 」


こんな対応をする 。

果たして彼はこの委員であっているのか …。

でも本を読む時ほんとにいい顔するんだよな 。


『 ねー松村くん 』


松「 北斗って呼んでください ! 」


『 えっ ? あー北斗くん 』


松「 はいっ ! なんですかあなた先輩 ! 」


『 なんで本が好きになったの ? 』


松「 んー …。 なんででしょうね 、 」


『 あ 、ごめん 』


松「 なんで謝るんですか ? 」


『 だって聞いて欲しくなかったことだよね 』


松「 … 先輩のそういうとこ好きですっ 」


『 あのね 、嬉しいけどいいすぎだよ

松「 え ! 今嬉しいって言いました ? ! 」


『 うん言ったけど振り向く勢いが凄いんだわ 』


松「 えへへ 」


『 あ 、もう時間だね 』


松「 ほんとだ 。僕記録しときますね 」


『 みなさん閉館時間です 。 退館おねがいします 』


松「 せんぱーい ? 」


『 ん ? 』


松「 一緒に帰りませんか ? 」


『 今日 ? 』


松「 え ? あーはい 笑 」


『 ん 、いいよ 』


松「 よっしゃぁあああ 」


『 もー喜びすぎ 笑 』


こうして私は松 … 北斗くんと帰ることになった 。




✘ 松村北斗
◉  高 校 1 年 生

◉ 不 思 議 で 掴 め な い 性 格

◉ 運 動 も 勉 強 も 人 並 み に は で き る

◉ 影 で 騒 が れ る タ イ プ の モ テ 方

◉ 写 真 部

◉ 図 書 委 員

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