『 はぁー… 』
目「 あ、おはよ 」
『 わ、目黒先輩?! 』
目「 ごめんごめん笑 」
『 あれ、今日朝練でしたっけ?! 』
目「 ううん、今日早く着いちゃって 」
『 てか先輩自転車通学なんですね 』
目「 そうそう。あ、ストラップつけてくれてるの? 」
『 はいっ!お気に入りです笑 』
目「 えーうれしいな 」
『 誰か気づきますかねー 』
目「 俺は気づいてほしいけどほしくないな 」
『 なんでですか? 』
目「 あなたちゃんとお揃いなのは
見せつけたいけど2人の秘密に
したい感じはあるんだよなー笑 」
『 なんかわかるかもです笑 』
阿「 おはよーおはよー 」
『 あ、あべちゃん今日門番?! 』
阿「 門番って言い方笑笑 おはようは? 」
『 おはよーござーいまーす 』
阿「 もー。目黒もなんか言ってやってよ 」
目「 かわいくていいじゃないですか 」
『 あべちゃん、彼はモテ男なんだから
やなこと言いませんよー 』
阿「 俺がやなこと言ってるみたいじゃん 」
『 え、無自覚ですか? 』
阿「 こーら 」
『 また頭ぽんってするー!
子供扱いみたいでやだっ! 』
阿「 まだまだ子供だからね?笑 」
目「 …いこ、あなたちゃん 」
『 え?あ、うん? あ、あべちゃんまたねーっ 』
阿「 はいはーい。…なーに、またライバル? 」
『 目黒先輩? 』
目「 ん?あ、ごめん 」
『 いや大丈夫ですよ!あ、ここ教室なんで
行きますねっ。また放課後に! 』
目「 うん、また 」
『 おはよーっ 』
女「 おはよ! 」
男「 おはよーっ 」
ジ「 … 」
『 ジェ、ジェシーおはよう、 』
ジ「 …昼休み 」
『 え? 』
ジ「 中庭集合ね 」
『 あ、う、うん! 』
ここでは話しずらいと思ってかきを使ってか
ジェシーはここでは問わない。
でもなんだか不機嫌で。
あー早く謝りたいっ!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!