第16話

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2020/07/03 15:08
ボイストントン相撲
お題に合った言葉を叫び声の振動で相撲するおもちゃ。
ン「よし!じゃあ行くよ!」
ン「どうも!フィッシャーズ、ンダホ!」
ぺ「ぺえ」
ザ「ザカオ!」
ダ「モトキ」
マ「まぁぁぁあああああさい!」
モ「おい!俺がモトキだ!」
シ「あ…え、っと…シ、シルク…?」
疑問形になってるけどちゃんと言ってくれた。
ン「今日は何をしますか!」
マ「こちらで〜す」
マサイがおもちゃを取り出す。
マ「こちらですね、以前やったことがあります。」
モ「そうだよね。結構えぐられた‪w」
マ「今日は…全員でやろうと思いまーす!」
(๑´ω`ノノ゙ぱちぱちぱち✧
マ「ルールは簡単!叫べだぁけ!」
ダ「そこ噛む?!」
ン「( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \」
みんな元気だ。笑ってる。
…2人を除いて。
ザカオは笑おうとしてる。
でもやっぱりまだ心から笑えていない。
ずっとぺけの服の裾を掴んでいる。
シルクは…
何も分かっていないみたい。
そりゃあ無理もない。
さっきまで真剣に話してたヤツらが
突然ふざけ出したのだから。
別にカメラの前でだけこんな騒いでるわけじゃない。
むしろこれが通常運転、
でもシルクにとっては初めての体験。
マ「はいじゃあ最初の戦いは…ぺけたんVSモトキ!」
マサイがカードを引く。
マ「お題はこちら!えー…『動物の名前』」
ぺ「なるほど。」
モ「これならピー音いらないね‪w」
マ「それでは始めます。」
『はっけよーい、のっこた!』
ぺ「カメ!カメ!カメ!カメ!カメ!カメ!カメ!」
モ「ひつじ!ひつじ!ひつじ!ひつじ!ひつじ!」
『勝者ぺけたん〜』←分かりやすいように
ぺ「\( *´﹀`* )ヤッタ-!!」
モ「うわー負けた( ´・ω・`)」
マ「次の戦い…ザカオVSダーマ!」
ザ「あ、は、はい!」
ダ「ザカオ、大丈夫!いつも通り、楽しく、騒ごう!な!」
ザ「あ…うん!」
マ「お題は…『好きだった子の名前』」
ダ「おい!ふざけんな!」
ザ゙「あわわ…」
『はっけよーい、のこった!』
ダ「██!██!██!██!██!██!██!」
ザ「██!██!██!██!██!██!██!」
『勝者ダーマ〜』
ダ「俺のHPは0になった…」
ザ「うう…///」
ぺ「ザカオよく頑張ったねヾ(´∀`*)ヨシヨシ」
ダ「俺勝ったのに全然良い気しない…」
マ「次の戦い…ンダホVSシルク」
シルクとか…大丈夫かな。
シ「あ、えっと、よろしくお願いします」
ン「あ、いえいえ、こちらこそ」
マ「お題は…『尊敬してる人の名前』」
尊敬してる人?…んー、誰だろ。
憧れのYouTuber、野球選手、親や兄弟…
あーやっぱ……
『はっけよーい、のこった!』
シ「えっと、兄貴!兄貴!兄貴!兄貴!兄貴!」
ン「シルク!シルク!シルク!シルク!シルク!」
『勝者ンダホ〜』
はぁはぁ…勝った。
シ「ンダホ…さん。」
ン「えへへ〜‪w勝った〜( ^罒^ )v」
1番尊敬してる人、目の前にいたじゃん。
今だってこうして参加してくれた。
一緒に叫んでくれた。
シルクはまだだろうけど、俺今すっごい楽しい。
シルクと遊べてる。シルクが声を出してくれてる。
ン「次行こ!」
マ「よっしゃ次は〜」
もっともっとシルクに楽しんでもらいたい。
それにほら、見て
ぺ「いけ!もっきゅん!」
モ「うおおおおおお」
ダ「次マサイやるか」
マ「おっしゃ負けねー」
ザ「あはは‪w」
俺はシルクが居るだけで元気になれるんだよ。

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