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第107話

🌧
あなた

昔の事知って驚いた?

炭治郎
炭治郎
いっ…いや
炭治郎慌ててる

きっと何て言ったらいいか

分からないんだろうな

でも今は思うままに話してほしい
炭治郎
炭治郎
その目は痛くないのか?
あなた

うん、全く
でも前より随分赤くなったな

怒りに身を任せると

すぐこの目は赤く染まっていく

この目は自分への戒めだ
炭治郎
炭治郎
あなたが稀血の持ち主だって事も驚いた
あなた

そうだね…
稀血だって知った時は嫌で仕方なかった

あの時の私はどうかしていたと思う

義勇さんの刀を盗み出して

自分の体から血を抜こうとした事もあった
あなた

前はやんちゃがすぎてたよ

今になっては笑い話

そうなれたのも

周りの人たちのおかげかな
あなた

ねぇ炭治郎

炭治郎
炭治郎
ん?
私はずっと思って生きてきた

村人を1人も助けられない

家族すらも護れない

故郷はなくなった

そんな私は_
あなた

私って厄災なのかな…

今でも時々あの夜の事を思い出して

人と関わるのが怖くなる

私と関わったせいで

不幸になる 傷つけてしまうって
あなた

今でも怖いよ
あの夜が…鬼が頭から消えてくれない

あの日から立ち止まったままなのかもしれない

その先の景色が見えないの
炭治郎
炭治郎
あなた
それでも前を向いて
生きていくしかないんだ
炭治郎はそっと私の手を握ると

悲しそうに笑った

どうしてそんな顔するの…?

もしかして炭治郎も_
あなた

たんじろ…

炭治郎
炭治郎
それにあなたは灯火なんだよ
あなた

灯火?

炭治郎
炭治郎
そう、あなたという灯火が
俺や皆を出会わせてくれたんだ
『ありがとう』と炭治郎は言った

感謝される事なんてしていないのに
あなた

…私皆を護りたい
もう誰も何も失いたくない

もう何も奪われたくない

その一心で鬼殺隊に入って

血を吐くような努力をして

義勇さんの継子になった

それがいつか報われる日はくるのだろうか
炭治郎
炭治郎
…俺も一緒の気持ちだよ
炭治郎…

何か隠している事でもあるの?

どうしてさっきから悲しそうな顔ばかりするの?

炭治郎
炭治郎
ねぇ、あなた_
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