善逸side
突然俺たちの前に現れた女の子
俺らの同じ隊服…鬼殺隊か?
それにしても…
か、可愛い…!
え…なにこの人…
それはもう見惚れるくらい綺麗で
どこかのお姫様かと思った
んだお前!
入ってくんな!
お…おい!
落ち着けよ
私は鬼殺隊 階級 丙
雨宮あなた
街中で喧嘩はやめなよ
鬼殺隊〜?
勝負だ、勝負!
あなたも鬼殺隊員なら分かるでしょ?
隊員同士での争いは御法度だ
そうだぞ、伊之助
うるせぇ!
次の瞬間伊之助はその子に飛びかかった
だけど次に見たのは
伊之助が逆にその子に倒されたところだった
今何が起こったんだ?
は…
もうこれ以上はよして
この子…何者なんだ
それにこの音、今まで聞いたことない
なのに懐かしくて和む音がする
NEXT_
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。