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第116話

🌧
あなた

義勇さん…!炭治郎…!

2人共どこにいるの?

視界がボヤけて思うように歩けない

片目が赤く見える…もう限界を…?
あなた

炭治郎…っ

一瞬フワッと体が浮いたかと思うと

誰かに受け止められた

誰…?

もう目があまり見えないの
炭治郎
炭治郎
あなた…
あなた

炭治郎…?

すぐ近くで炭治郎の声がする

この匂い 肌の温もり

あぁ…好きだなぁ
炭治郎
炭治郎
頑張ったな、あなた
全て終わったんだ
あなた

うん…ありがとう

炭治郎
炭治郎
だからあなた
頑張ってくれ
それでこれから一緒に…
凄く嬉しい

これから先

炭治郎と一緒にいられたらどんなにいいか
義勇
義勇
あなた
あなた

義勇さん…私やりました
これでもう…

義勇
義勇
あぁ…本当に強くなった
さすが俺の継子だ
炭治郎
炭治郎
あなた…?
何だか体がふわふわする

意識が飛んでいくみたい

何だろう、この感覚

初めてだ
炭治郎
炭治郎
か…体が…!
消えてる…?

そっか

原初の鬼がいなくなった今

この世界に私たちは必要なくなったんだ
義勇
義勇
あなた…先に行くのか?
俺より先に行くのか?
あなた

ははっ…そうみたいです
ごめんなさい、義勇さん

私はあなたに会えて変わった

義勇さんがいたから沢山の出会いがあった

義勇さんがいたから生きようと思えた

私に光を灯してくれた人
義勇
義勇
あなた、お前は俺の誇りだ
ありがとう
あなた

私も…あなたは私の自慢の師範です

炭治郎
炭治郎
あなた頑張ってくれ
まだ行かないで…!
私もまだいたい

だけど時間がそれを許してくれない

ごめんね、炭治郎
あなた

私、ずっと炭治郎の事好きだった

今なら自分の気持ちに正直になれる

私は炭治郎が好き 大好き

やっとこの気持ちが分かったよ
炭治郎
炭治郎
あなた…
あなた

…またね

段々と眠くなってきた

自分の体が光の粒になっていくのが分かる

だけど怖くない

だって来世で会えるって信じてるもの


鬼によって理不尽に奪われない世界

温かで幸せな暮らし

鬼がいないから悲しい思いもなくて

家族も奪われなくて温かで…

そんな鬼のいない世界



あなた

そんなのがなくて良かった…

私は鬼が嫌い この世界が嫌いだった

だけどそんなもしもの話がなくて良かった

だって皆に出会えたんだもの

十分幸せだった
そして私は意識を手放した
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