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第117話

🌧
炭治郎side
炭治郎
炭治郎
終わったのか…?
あなたのすぐ傍で

原初の鬼が灰になって消えていくのが見えた

あなた…ついにやったんだな
あなた

義勇さん…!炭治郎…!

あなたが呼んでる

俺たちの事探してる 行かないと…

だけど体が言う事を聞かない
炭治郎
炭治郎
あなた…!
ふっと力が抜けたあなたを何とか受け止めた

傷だらけの体

赤々と光った片目

こんなボロボロになるまで…
炭治郎
炭治郎
もう全部終わったんだ、あなた
そのうち段々とあなたの体が軽くなってきて

光りの粒へと変わっていった

消えていく…?

原初の鬼の鬼が言った事は本当だったのか
炭治郎
炭治郎
あなた頑張ってくれ
それでこれから一緒に…
そんな…消えないでくれ

俺の中からあなたを消さないでくれ

まだいちご大福も食べに行ってない

伝えてない事もある

神様お願いです

どうかあと少しだけ時間を
炭治郎
炭治郎
まだ行かないで…!
あなた

炭治郎…

あなたは俺の頬に手を当てると

ふにゃっと笑った

ずっと見てきた

俺が大好きな笑顔
あなた

私、炭治郎の事ずっと好きだった

炭治郎
炭治郎
あなた…
ずるいな…あなたは

本当は俺から言いたかったのに

初めて会った時から他の人とは違う何かを感じた

仲良くなるうちに可愛いところ 弱いところ

色んな一面を知った

こんな世界に生まれていなかったら

俺は君と_

炭治郎
炭治郎
あなた、俺も_
言い終わらないうちに

あなたの体はどんどん光に包まれる

そして
あなた

…またね

あなたは消えた

最後の光の粒が空へゆっくりと上っていく
炭治郎
炭治郎
……っ
最後まで言わせてくれよ
その光を見つめるだけで

涙が止まらない

あなた、君に会えて本当に良かった

次はどうか幸せが溢れる世界で出会えますように
それにあなたは言ったんだ

『またね』って

これで最後じゃないんだ

あなたは俺の言葉を信じてくれている
義勇
義勇
炭治郎
炭治郎
炭治郎
冨岡さん…
義勇
義勇
お前に会えて良かった
あなたの事もありがとう
炭治郎
炭治郎
俺もです
ありがとうございました
そのうちに義勇さんも

足の方から薄くなって光に変わっていく

そっか…義勇さんも
炭治郎
炭治郎
来世…か
来世では

家族も殺されなくて

禰豆子も鬼になっていなくて

誰も失わない…そんな風な世界を
炭治郎
炭治郎
俺も…
あなた 

どんな世界に生まれても

必ずもう1度君を探し出す

そして今度こそ幸せになろう


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