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第82話

🌧
炭治郎との約束の時間は

もうとっくに過ぎていて

日はとうに沈み暗くなっていた
あなた

6時…

炭治郎やっぱり何かあったのかな

それとも忘れてしまったの…?
あなた

はぁ…

あんなに浮かれていた自分が情けない

私の心に降り積もるように

雪は目の前を舞い散る
あなた

義勇さん…ごめんなさい

こんなに髪を綺麗にしてもらったのに

雪が降っているせいでくずれてしまった
あなた

もう意味ないよね…
義勇さんのお姉さんもごめんなさい
私にはこれをつける資格はない

スルッと取れた髪飾りにも

ほんの少し雪がついていて冷たくなっていた
あなた

私の手の冷たさと同じだね

寒さで麻痺していて

もう指先の感覚がない

そんな時だった
炭治郎
炭治郎
あなた…!!
良かった…来てくれた

必ず来てくれるって信じてた

だからずっと待ち続けたの
あなた

炭治郎も寒かったよね…

その後の事は覚えていない

覚えているのは炭治郎の匂いと温もり

それから私の目の前は

真っ暗になった

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