無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第111話

🌧
本当は分かってる

義勇さん達は私の事を思って

必要で叫んでくれている事くらい
あなた

私だって鬼殺隊
鬼を滅するのが使命
それなのに逃げろ…?ふざけないで

私は初めて義勇さんを怒鳴った

勝手な事言ってごめんなさい

でも私の気持ちも聞いてよ
あなた

いつまでも皆に護られる私じゃない
大事なものくらい自分で護ってみせる
…今度こそ!

しのぶ
しのぶ
言いたい事は分かります
でも鬼の狙いが分かっている以上
あなたをここに置いておけない
あなた

…私がどれ程の思いで!

“村の生き残り”

“稀血の持ち主”

そんな肩書きが嫌で仕方なかった

そんなもの全部とっぱらって

ただ強くなりたかった
あなた

皆を護らせてよ…
もう大事な人を失うのは辛いの

確かに義勇さん達に比べたら

力はかなり劣ってしまう

だけど今まで足でまといになりたくて

修行してきたわけじゃない
あなた

もう背中は見せない
絶対に逃げるもんか

義勇
義勇
あなた…
そうだよ…

私は義勇さんの継子だもの

今までその大きな背中を見てるだけだった

だけど今は違う
炭治郎
炭治郎
あなた
あなた

炭治郎…

炭治郎は私の傍まで来ると

優しく笑った

いつも見てきた温かい笑顔で
炭治郎
炭治郎
俺も一緒に戦わせてくれ
あなた

でも…

炭治郎
炭治郎
あなた達との未来をこの手で
掴みとる為に
そうだ

勝たなきゃ何も始まらない

勝って今度こそ平和な世界を作るんだ
あなた

もちろん
ありがとう…炭治郎

義勇
義勇
あなた
あなた

…まだ止めるつもりですか?
でも私は…!

義勇
義勇
そうじゃない
俺も一緒に戦う
そう言って義勇さんは

静かに日輪刀を構えた

立っているのがやっとと言った状態なのに
義勇
義勇
柱である前に俺はあなたの師範だ
最後まで傍にいる
義勇さん

私は義勇さんも護れるくらいには

強くなったと思っていました

だけど義勇さん

やっぱりあなたの方が一枚上手でした
あなた

義勇さん…

義勇
義勇
あなた…
随分とたくましくなったな
義勇さんはボソッと呟いたけど

私にはちゃんと聞こえていた

それは義勇さんが私を

本当に認めてくれた瞬間だった
鬼
最後のお喋りは済んだかい?
あなた

あぁ…だが最後はお前の方だ
原初の鬼

鬼
私に勝つつもりなのかい?
無駄な希望だよ
義勇
義勇
それでも勝つのみ
炭治郎
炭治郎
俺たちは鬼殺隊
必ずお前の頸を切る
そして今度こそ…
そう…今度こそ

幸せな未来を勝ち取るんだ
NEXT_