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第85話

🌧
義勇side
あなた

う…

時間がたつにつれて

あなたの体温が高くなっていく

とても辛そうだ
義勇
義勇
…医者を呼ばねば
だけど外は

いつの間にか酷い吹雪にみまわれていて

医者を呼べるような状況ではなかった
義勇
義勇
すまない、あなた
もう少し頑張ってくれ
炭治郎
炭治郎
冨岡さん!
暖をとり終えた炭治郎が

風呂場の方から走ってきた

髪からは水が滴り落ちている
義勇
義勇
まずは髪をふけ
お前まで風邪をひくぞ
炭治郎
炭治郎
あっ…すみません
あなたの事が心配で

いても経ってもいられなくなったのか

自分の事より他人の事を優先する所が

あなたに似ているな
炭治郎
炭治郎
冨岡さん、あなたの状況は…
義勇
義勇
ここ数時間でかなり酷くなっている
熱が下がるどころか上がってきている
炭治郎
炭治郎
そんな…
すみません、俺のせいで…
義勇
義勇
あなたはそんな風に思っていないだろう
それにあなたを連れてきてくれた
礼を言う
あなた

ぎゆ…さ

義勇
義勇
あなた…?
あなたは苦しそうに息をしている

今が1番の山場だろう

医者を呼べない今

俺たちが看病をしなければ
炭治郎
炭治郎
冨岡さん
俺にも何か手伝わせて下さい
義勇
義勇
俺は拭くものを持ってくる
あなたの傍についていてくれ
炭治郎
炭治郎
分かりました…!
義勇
義勇
頼んだぞ
----------
拭くものを持って

再度部屋に入った時

炭治郎は悲しそうな顔をして

あなたの手をとっていた
あなた

母さん…

炭治郎
炭治郎
あなた、大丈夫…
俺や冨岡さんがついてる
あなたの様子をみると

だいぶ呼吸は落ち着いたが

涙を流した後があった
炭治郎
炭治郎
あ、冨岡さん…
義勇
義勇
あなたの様子は
炭治郎
炭治郎
冨岡さんが出て行ってから
ずっと『母さん』って…
もしかして

またあの時の事を_
炭治郎
炭治郎
『母さん』と口にする度
あなたから悲しい匂いがするんです
悲しい匂い…?

もしかして炭治郎は

人並み以上に鼻の効くやつなのだろうか
義勇
義勇
そうか…
本当はあなたの口から言うのが1番だろう

でもここ最近

あなたは随分と炭治郎の事を慕っている

炭治郎になら話してもいいのかもしれない
義勇
義勇
炭治郎…
お前はあなたが鬼殺隊に入った理由を
知っているか?
炭治郎
炭治郎
えっ…いえ
炭治郎

お前の事を信用して

あなたの過去を全て話そう

そしてどうか

この先あなたの力になってほしい
義勇
義勇
あれは4年前_
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