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第57話

🌧
ああ…義勇さんだ

生きていてくれた

無事でいてくれていた_
あなた

ぎゆ…さん
無事で…っ

義勇
義勇
あなた…良かった
あの時瀕死の状態だった義勇さん

動けるようになったようだけど

羽織りから少し見える包帯

まだ完治とはいえないようだ
あなた

ごめんなさい…
私が交戦中に考え事をしたせいで

義勇
義勇
いいんだ
この傷跡はお前を護れた証だ
義勇さんはゆっくりこっちへ向かうと

私の傍に腰を下ろした
義勇
義勇
お前が無事ならそれでいい
そう言って私を撫でる手は大きくて

まるで繊細なものを触るかのように

優しく撫でてくれた
義勇
義勇
あなたにも随分無理をさせてしまったようだ
あなた

いえ、そんな…

違います、義勇さん

私が義勇さんに無理をさせてしまった

私があなたを危険な目にあわせてしまった
あなた

義勇さん…背中の傷を見せてください

義勇
義勇
見て気分がよくなるものでは…
あなた

しっかりと目に焼きつけたいんです

義勇
義勇
…分かった
義勇さんはゆっくりと包帯をとった

包帯には血が滲んだ跡がある

それでも私の看病をしてくれていたんですね
あなた

深い傷…

義勇
義勇
ああ、かなりやられていたからな
でも大した事ない
もうただの古傷だ
あなた

義勇さん…

後ろから傷に触れないように

そっと義勇さんを抱きしめた
義勇
義勇
あなた…?!
あなた

ありがとうございます…
こんな傷を負ってまで護ってくれて

あの時義勇さんは言った

『俺はお前を置いていかない』と

義勇さん、あなたはそれを守ってくれた

今こうしてあなたが隣にいるだけで

私は十分幸せです
あなた

…私もっと強くなりたいです
強くなって皆を護れる鬼殺隊でありたい

義勇
義勇
ああ…
あなたならきっと
この日私は固く決心した


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