第31話

幼少期のお話
1,057
2020/04/26 15:12



⊰᯽⊱┈──╌❊╌──┈⊰᯽⊱































ドン!



















胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
ごめんなさい!

『こっちもごめんなさい』

















あれは私が6歳ぐらいの時
ぶつかった男の子は一人だったみたいだ






































その男の子は青く澄んだ瞳をしていた
































『なんで泣いてるの?』
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
え、えっと…























私が迷っているのを悟ったのかその男の子は





















 






『まぁいいや、こっちにおいでよ!』
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
え……!















男の子は私の手を引くとある女の人のところへ連れて行った






























蔦子姉さん
蔦子姉さん
あ、義勇!どこ行ってたの?
冨岡義勇
冨岡義勇
蔦子姉さん、この子迷子みたいなんだ
蔦子姉さん
蔦子姉さん
迷子?

































この男の子は義勇と言い女の人は蔦子と言いお姉さんらしい

























蔦子姉さん
蔦子姉さん
君、迷子?お名前は?誰ときたの?
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
えっと…こ、胡蝶しのぶです…!姉さ…お姉ちゃんときました
蔦子姉さん
蔦子姉さん
可愛いお名前ね!よし、じゃあ一緒にお姉ちゃん探そっか!



















蔦子さんはとても元気な方だった



























蔦子姉さん
蔦子姉さん
はぐれないように手、つなごっか!
ということで義勇!繋いであげて
冨岡義勇
冨岡義勇
わかった!






















その時繋いだ手はまだ小さかったがちゃんと男らしさがあった気がする














































その後無事に姉さんも見つかり一件落着。






































その時思った。









































『また会いたいな』








































−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


















そして今





















胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
懐かしいですね、
冨岡義勇
冨岡義勇
そうだな
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
まさかですよ、思っていたことが叶ってしまうなんて











ウェーーーーーーン














胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
大丈夫ですよーよしよし、
冨岡義勇
冨岡義勇
こいつもいつかって考えると少し寂しくなるな
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
義勇さん、気が早すぎますよ

































そして今、小さな命を抱えながらそう話すのだった






















































胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
あ、義勇さん今笑いましたね
冨岡義勇
冨岡義勇
ゑ、笑ってはだめなのか
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
いいえ、今までで笑ってこなかった分たくさん笑ってください(*˙ᵕ˙*)






































,雰囲気的に今回は感想無し

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