.
実彩子×光啓
.
光 「 うの〜 」
実 「 なぁに、ひだくん 」
光 「 こっち、来て 」
実 「 んも、仕方ないなぁ。」
光 「 はやく、」
実 「 どうしたの、急に、」
実 「 何かあったの?お腹いたい? 」
光 「 、、ちがうし、ばか 」
光 「 何かなきゃ、甘えちゃいけねえのかよ、 」
実 「 や、そんなこと言ってないし、? 」
実 「 んへへ、」
光 「 笑うな、きもいぞ、うの 」
実 「 はいはい。」
(( ぎゅぅ
今日のひだくんはよくわかんない。
でも、滅多に甘えてくれない、ひだくんが
まさかここまでデレてくれるとは。
明日大雨降るんじゃない???
でもとてつもなく嬉しくて。
私の首元に顔をうずめて強く抱きしめるひだくんは
なんだかちっちゃい子どもみたいで、可愛くて、
今日1日このままだったらいいのに。
なんて考えちゃう。
実 「 ひだくんを可愛いって思う日がくるなんて、 」
光 「 は、? 」
実 「 なんにもなぁーい 。」
光 「 意味わかんね。」
とか言いつつ、ずっと私を抱きしめるひだくん。
本当、どうしちゃったんだろ?
でも特に何も無いみたいだし、可愛いし、
このままにして、私は漫画を読むことにします。
.
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!