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隆弘×実彩子
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絶賛仕事中
メンバーみんなとの仕事だ
相変わらず賑やかだこと。
與「 みーさーこーちゃんっ 」
「 なぁに?しんじろっ 」
與「 TikTok撮ろ!」
「 んふふっ、いいよ? 」
與「 やったぁっ 」
ん??
與????
実彩子は俺の彼女なんだけど。
『 だぁーめ 』
與「 えええ!!なんでや、にっし!! 」
『 実彩子は俺の彼女なの 』
『 だからだーめ。』
與「 俺なんもせえへんよ? 」
『 お前はする。』
與「 えええ、、いいよな、実彩子ちゃん? 」
「 え、私に聞かれてもなぁ、、 」
そこは困るとこじゃないだろ
断ればいいんだよ
『 実彩子 』
『 断って 』
「 で、でも、、、 」
與「 みーさーこーちゃーん!! 」
ほんと懲りないやつ。
與「 お願い、にっし!!! 」
『 だめなもんはだめ。』
與「 も、にっしきらい!!! 」
『 どーぞご自由に。』
そういうと真司郎は泣きそうになりながら
どっか行っちゃった
やっとか。
「 にっし 」
『 ん? 』
「 あそこまで言うことないでしょう? 」
「 真司郎、傷ついてたよ? 」
実彩子は真司郎の肩を持つのか。
『 実彩子も真司郎と撮りたかったんだ? 』
「 そりゃあ、撮りたくないって言ったら
嘘になるけど、、 」
『 、、じゃあ行ってこいよ 』
すると実彩子も少し涙目になって。
「 にっしなんてだいきらい。」
そう言って真司郎が行った方に行ってしまった
ほんと俺の悪いとこ。
嫉妬深くて、すぐ人に当たって、泣かせて。
大切な 彼女 なのに。
どうしてこんなにも俺は自分の気持ちを
コントロールすることが下手くそなんだろう。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!