第6話

EP.6
933
2018/05/01 08:14
ホソク「あぁあなたちゃん!心配したよ!?」
あなた「あれ...私また倒れたの....?」
ホソク「そうみたいなんだ。あ、そう言えばさっき...」
あなた「グクは!?」
ホソク「うん、さっきね、手術が終わったみたいなんだ。それで....」
ホソクさんの話が止まった。
あなた「それで...どうしたんですか?」
ホソク「実は....」






ホソク「ジョングギ、記憶喪失になっちゃったんだ。」






言葉が出なかった。
あなた「記憶...喪失?」
ホソク「でも、すべてが消えたわけじゃない。またきっと、思い出すよ」
この時、私はある決心をした。
あなた「私、頑張ってグクの記憶を取り戻します」



ホソク「...うん。僕も協力するよ」
そう言ったホソクさんの顔は、なぜか曇っていた。






翌日、私はグクが居る病室へ向かった。
あなた「...ここか」
心臓の音を整えてから、病室へ入る。
すると、グクはびっくりした顔で私を見つめる。
ジョングク「あの、君は...?」
あなた「ほんとに忘れちゃったんだ...ボソッ」


泣きそうになる感情を抑えて、私は言った。
















あなた「はじめまして、ジョングク君。」

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