第9話

EP.9
888
2018/05/03 09:04
あなた「ホ、ホソクさん?」
ホソク「僕はずっとあなたちゃんが好きだったよ?」
ホソク「なのにどうしてグクなの...?」
ホソクさんは耳元で囁いた。





あなた「だから...グクに嘘をついたんですね」

あなた「ホソクさんは、私がグクを好きだって知ってるから...グクにバレないように関係を隠した」
ホソク「さすがあなたちゃん、頭いいね」

あなた「でも私は、グクが好きです」
ホソク「グクが君を好きだとは限らない。」
その言葉にハッとした。

そうだよ、グクが私を好きなんて保証、どこにもないのに。

なに勝手に思い込んでるの。
あなた「それでも...今はグクの記憶を取り戻す事が最優先です」
ホソク「そうだね。....でも、覚えといて」
瞬間、唇に何かがあたった。

それも10秒ほど。




ホソク「僕はあなたちゃんが好きだ。」



グクとは少し違う人。

でも、香りはグクと同じ。

























この時、私は知らなかった。


ありきたりな展開、グクが見ていたことを。

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