第3話

EP.3
997
2018/04/28 06:13
___放課後。
あなた「ユノ一緒に帰ろ?」
ユノ「あーごめん、今日は部活...!」
あなた「あ、そうなの?がんばって!」
ユノ「うん!またね!」
ユノは手を振りながら走っていった。





仕方なく1人で帰ろうと思い、教室を出た時。
ドンッ
あなた「わっすみませ...って、グク?」
ジョングク「ユノと帰るつもりだったの?」
あなた「うん、そうだけど...」
ジョングク「ふーん...俺はあなたと帰るつもりだけど」
あなた「え、あっごめん...考えてなかった...」






ジョングク「...別にいいけど」
俯いたグクの顔が少し曇った。











一緒に帰っているけど、一言もまだ話していない。
そんな気まずい空気を断ち切るかのように、グクが話し始めた。
ジョングク「あなたってさ、ヒョンの事が好きなの?」
あなた「ヒョンって...テテ?」
ジョングク「...そ」
あなた「なんで?」
ジョングク「今日の昼ん時、仲良くしてたじゃん。しかもお前の顔真っ赤だったし」
あなた「なっ、誤解だよ!!」
ジョングク「嘘だ、今だって顔が赤い。お前が嘘ついてる証拠だろ?」
あなた「だからっ...違うって!」














気づけば、
















私の目から涙が溢れていた。













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